ゴール★6/6【グラバイキャンプ2022(キッズ編)】「大切なのは、ゴールしたときの自分を意識す | 地球一蹴、ちゃりんこ世界一周の旅 ー Rio Cycling Around The Earth

地球一蹴、ちゃりんこ世界一周の旅 ー Rio Cycling Around The Earth

2007年3月9日より 約9年をかけて157ヶ国155,502kmを走る。
I am traveling around the world, over 157 countries on a bicycle from 2007 to 2016.

★Around The World : 3,364 days    : 世界一周3,364日間  

☆159 countries : in Nagano, Japan.    : 159カ国目・現在地:日本 長野県  諏訪地方

★Total Distance 155,502 km                : 総走行距離:155,502k

 

【ゴール★グラバイキャンプ(太平洋キッズ編)6/6日】静岡県静岡市→静岡県富士市( 約26km)

 

「早く行きたいなら、ひとりで行け。遠くに行きたいなら、みんなと行け(アフリカの古いことわざ)」

 

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

 

 

ひとりだったら、身軽に自由に動けるかもしれない。

でも、ずっとずっと遠くの目的地を目指すのなら、食料も尽きるかもしれないし、荷物も全部自分で持たなければならない。

森の中で迷うかもしれない。

知らない場所で夜を過ごすのも不安だ。

怪我をしたとき、誰も助けてくれないだろう。

だから仲間が必要だ。

 

 

「早く行きたいなら、ひとりで行け。遠くに行きたいなら、みんなと行け。早く、そして確実に遠くに行きたいなら、仲間を信頼しろ」

 

これが小口良平がグラバイキャンプで伝えたかったこと。

 

日本のど真ん中から太平洋までは、自転車冒険家が連れてきた。

この先は、君たちが自分で歩いて行かなければならない。

未来に向かう道には、様々なチャレンジが壁となって現れるのと同時に、様々な出会いがある。

出会う人すべての人を仲間にしなくてもいい。

でも出会った仲間ができたならば、信頼し続けて欲しい。

 

 

「良平さん、知っている?人と人との二等辺三角形の話。みんな同じ方向を向いてなくてもいい。でも、同じ場所から同じ分だけ進んだ人が、いつか同じ目的地で出逢うんだ。」

 

そして、彼はこうも言った。

 

「怒れば同じように反発する。笑えば同じように伝染する。相手は良平さんを映す鏡のような存在なんだよ」

 

 

グラバイキャンプはガイドやスタッフ側も、学びの毎日だ。

成長とは、人同士の摩擦熱で生むことができる。

だからこそ、君たちはひとりじゃない。

必ず、君たちの目指す場所には、君たちの仲間がいる。

君たちの居場所は、必ずどこかにある。

 

 

自転車冒険家・小口良平は8年半、毎日日記を書き続けた。

ゴールする自分へのメッセージとして。

 

「大切なのは、ゴールしたときの自分を意識すること」

 

どんな自分になっているのか。

だからこそ、明日からも未来の自分に向かって自分と会話を語り続けて欲しい。

日本のど真ん中から、太平洋までの230km走破、おめでとう。

また来年会おう。

参加者の子どもたちのご両親の方には、子どもたちへの冒険の機会を与えて頂ける寛容な心に感謝します。

また、道中で出会った方々、関係者やスタッフに多大なる感謝を申し上げます。

自転車冒険家・小口良平が8年半の日記で書き続けた「自転車冒険塾」が実現し始めています。

 

「ひとりのゴールは、みんなのゴール。ひとりの喜びは、みんなの喜び」