★Around The World : 3,364 days : 世界一周3,364日間 (約8年半)
☆157 countries : in Nagano, Japan. : 157カ国目・現在地:日本 長野県 諏訪圏
★Total Distance 155,502 km : 総走行距離:155,502km
I tried Sunwest socks "point 6" to trial!
【サンウエストのソックス『ポイント6』を試履させてもらいました!】
長野県伊那市の自転車屋『CLAMP』さんにご紹介頂きました。
オンラインショップで購入できます↓↓↓
http://clamp-bike.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2092721&csid=0
#clamp_taka
《ポイント6 インプレッション》
◯使用製品(すべてMサイズ)
●STEALTH ULTRA LIGHT MINI CREW
●HIKING TECH MEDIUM MINI CREW
●BLOCK STRIPE MEDIUM CREW
●EXPEDITION TECH EXTRA HEAVY MID-CALF
「
人間の手は、-7℃の中に3時間放置しておくと、凍傷が始まるらしい。
最低気温マイナス15℃の長野県は諏訪。
諏訪湖のもたらす放射冷却現象により、県下でも有数の寒さを誇る。
幼少期を思い出すと、今よりずっと寒かった。
手袋をはめていても、学校に着く頃には霜焼けで手が真っ赤になっている。
こんな記憶が懐かしい。
末端神経が一番温まりづらくて、凍傷になりやすいことを実感したのは、旅して4年目を迎える東欧だった。
厳冬期の東欧、その年はうん十年ぶりの大寒波で、ニュースの速報では、「死亡者80名、避難者600名」と流れていた。
困難に立ち向かうときの、このざわざわ感は裏切らない。
その中を40日間、キャンプ生活をして過ごした。
平均最低気温マイナス18℃。
最も下がったときはマイナス31℃。
生まれて初めて見たダイヤモンドダストは、そんなときだった。
吸い込む息で、肺が痛い。
空気中の酸素はおろか、僕の肺の中の酸素まで凍りつくようだった。
冷えた手を温める息のせいで、余計に手を凍らせてしまいそうだ。
この限界での挑戦でひとつの目安としていたのが、手の色だ。
肌色から赤、紫、黒となったときは切断。
紫をドクターストップの目安として、その限界までのチャレンジ。
なんとか40日間走りきった代償は、安くはなかった。
その後、気温40℃近いエジプトに飛んだにもかかわらず、2ヶ月近く霜焼けのような痺れが残った。
そして、この東欧のチャレンジのときから目指していた場所に、僕は今後立つことになる。
「南極点到達自転車走行」
約50日間かけて1,130㎞走った先にある南極点の標高は、2,835m。
気温はマイナス40℃にもなるらしい。
末端神経だけは絶対に冷やせない。
その教訓を肝に、僕は今、最高の極寒装備を探している。
今回、サンウエスト様からご提供して頂いたソックスで、故郷の長野県は霧ヶ峰高原で試してみた。
標高1,700m、気温はマイナス15℃。
練習には悪くなかった。
僕が極寒地において気をつけていることのひとつに、「汗」がある。
水分は速攻凍りつき、凍傷の原因になる。
今回使用させてもらったポイント6で気に入ってる点は、「保温性を保ちながらの通気性」だった。
ただ単に温かければいいと言うわけではないことを、身をもって知った。
そして「伸縮性」。
足の血流を上げるために、常に足の指先を動かす。
その運動を損なわない伸縮性は、地味だが重要なこと。
極地ではどんなことにも省エネが求められる。
どんなに極寒に耐えれる寝袋でも、底冷えをさせないマットの存在が必要なのと一緒のように、どんなに優れた保温性を持ったブーツでも、足そのものの体温を損なわせないソックスが大切なのだ。
ポイント6のソックスのおかげで、南極に挑むのが楽しみになってきた。
その他の環境で、ポイント6を試させて頂いた。
晩夏、秋口でのサイクリングや、タウンユースで。
評判通り、消臭効果が高いのは、長時間履いたり、高温多湿での環境で試したことによって実感できた。
そして、「オシャレは足元から」
これこそあらゆる環境に適したと言える理由ではないだろうか。
これからもあらゆる環境でお世話になるソックスだ。
ひとつ、文句を自分に言わせてもらうなら・・・
「8年半の自転車旅中の東欧で出逢いたかった!」
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