長野県伊那市の自転車屋CLAMP〜サンウエストのソックス『ポイント6』を試履させてもらいました! | 地球一蹴、ちゃりんこ世界一周の旅 ー Rio Cycling Around The Earth

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2007年3月9日より 約9年をかけて157ヶ国155,502kmを走る。
I am traveling around the world, over 157 countries on a bicycle from 2007 to 2016.

★Around The World : 3,364 days : 世界一周3,364日間 (約8年半) 

☆157 countries : in Nagano, Japan.    : 157カ国目・現在地:日本 長野県  諏訪圏

★Total Distance 155,502 km                : 総走行距離:155,502km

 

I tried Sunwest socks "point 6" to trial!

 

【サンウエストのソックス『ポイント6』を試履させてもらいました!】

 

長野県伊那市の自転車屋『CLAMP』さんにご紹介頂きました。

オンラインショップで購入できます↓↓↓

http://clamp-bike.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2092721&csid=0

 

@clamp_take 

#clamp_taka

#サンウエスト

#ポイント6 

 

《ポイント6 インプレッション》

 

◯使用製品(すべてMサイズ)

●STEALTH ULTRA LIGHT MINI CREW

●HIKING TECH MEDIUM MINI CREW

●BLOCK STRIPE MEDIUM CREW

●EXPEDITION TECH EXTRA HEAVY MID-CALF

 

人間の手は、-7℃の中に3時間放置しておくと、凍傷が始まるらしい。

 

最低気温マイナス15℃の長野県は諏訪。

 

諏訪湖のもたらす放射冷却現象により、県下でも有数の寒さを誇る。

 

幼少期を思い出すと、今よりずっと寒かった。

 

手袋をはめていても、学校に着く頃には霜焼けで手が真っ赤になっている。

 

こんな記憶が懐かしい。

 

 

末端神経が一番温まりづらくて、凍傷になりやすいことを実感したのは、旅して4年目を迎える東欧だった。

 

厳冬期の東欧、その年はうん十年ぶりの大寒波で、ニュースの速報では、「死亡者80名、避難者600名」と流れていた。

 

 

困難に立ち向かうときの、このざわざわ感は裏切らない。

 

その中を40日間、キャンプ生活をして過ごした。

 

平均最低気温マイナス18℃。

 

最も下がったときはマイナス31℃。

 

生まれて初めて見たダイヤモンドダストは、そんなときだった。

 

 

吸い込む息で、肺が痛い。

 

空気中の酸素はおろか、僕の肺の中の酸素まで凍りつくようだった。

 

冷えた手を温める息のせいで、余計に手を凍らせてしまいそうだ。

 

 

この限界での挑戦でひとつの目安としていたのが、手の色だ。

 

肌色から赤、紫、黒となったときは切断。

 

紫をドクターストップの目安として、その限界までのチャレンジ。

 

なんとか40日間走りきった代償は、安くはなかった。

 

その後、気温40℃近いエジプトに飛んだにもかかわらず、2ヶ月近く霜焼けのような痺れが残った。

 

 

そして、この東欧のチャレンジのときから目指していた場所に、僕は今後立つことになる。

 

「南極点到達自転車走行」

 

約50日間かけて1,130㎞走った先にある南極点の標高は、2,835m。

 

気温はマイナス40℃にもなるらしい。

 

末端神経だけは絶対に冷やせない。

 

その教訓を肝に、僕は今、最高の極寒装備を探している。

 

今回、サンウエスト様からご提供して頂いたソックスで、故郷の長野県は霧ヶ峰高原で試してみた。

 

 

標高1,700m、気温はマイナス15℃。

 

練習には悪くなかった。

 

 

僕が極寒地において気をつけていることのひとつに、「汗」がある。

 

水分は速攻凍りつき、凍傷の原因になる。

 

今回使用させてもらったポイント6で気に入ってる点は、「保温性を保ちながらの通気性」だった。

 

 

ただ単に温かければいいと言うわけではないことを、身をもって知った。

 

そして「伸縮性」。

 

足の血流を上げるために、常に足の指先を動かす。

 

その運動を損なわない伸縮性は、地味だが重要なこと。

 

極地ではどんなことにも省エネが求められる。

 

どんなに極寒に耐えれる寝袋でも、底冷えをさせないマットの存在が必要なのと一緒のように、どんなに優れた保温性を持ったブーツでも、足そのものの体温を損なわせないソックスが大切なのだ。

 

ポイント6のソックスのおかげで、南極に挑むのが楽しみになってきた。

 

 

その他の環境で、ポイント6を試させて頂いた。

 

 

晩夏、秋口でのサイクリングや、タウンユースで。

 

 

評判通り、消臭効果が高いのは、長時間履いたり、高温多湿での環境で試したことによって実感できた。

 

 

そして、「オシャレは足元から」

 

 

これこそあらゆる環境に適したと言える理由ではないだろうか。

 

これからもあらゆる環境でお世話になるソックスだ。

 

ひとつ、文句を自分に言わせてもらうなら・・・

 

「8年半の自転車旅中の東欧で出逢いたかった!」

 

 

 

 

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