走行距離:137・51km
キャンプをしていいこと。
一つ、星空が見えること。
台中で見る星空は、日本で見るのとは向き、形、囁きが違かった。
変わらないのは12月の星空が一番きれいだと言うこと。
二つ、朝焼けが見えること。
大抵AM4、5:00には起きるので、ゆっくりと見ることが出来る。
朝焼けは不思議と大きなパワーをもらえるので好きだ。

「あっ!」
やってもうた。
今日は日曜日。
GIANT本社を見学しようと思ったが休みだ。
どうも旅に出ると曜日感覚がなくなってしまう。
イカン、イカン!
気よつけねば!
ということで今回は×。 そのまま今日の目的地「日月潭」へと向かう。
台中から簡単な道そうで、以外にこれが迷ってしまう。
人に道を何度も聞きながら、ようやくそれらしい道を走る。
基基、水里の町を越えると坂道。
ここからは久々の峠。
ゆったりと5~6%ぐらいで7km。
雰囲気としては知床峠に似ている。
久々の峠、ルンルン気分で上る。
非常にいい坂だ。
道は広いし景色はいい。
上っていて苦しいはずが、顔はニンマリ。
坂を上りきって少し進めば日月潭だ。
「お~おっほほ~♪」
そう言えば山の中の湖は久しぶりだ。
標高も一緒ぐらいの諏訪湖が懐かしい。
湖の畔ではカップルが、ファミリーが、自分と同じように独り者が、各々が湖とそこで作られる雰囲気を楽しんでいた。

あるカップルは挙式用の写真を、それを羨むかのように見つめる幼いカップル。

その幼いカップルはウェディングの二人のキスを見て、触発され抱き合いながらキスをしていた。

「いや~のどかだな~☆彡」

日月潭の回りにはいくつかの観光地があるが、どれも日曜日の観光客でいっぱいだった。

観光は適当にしながら、専ら自分はサイクリングを楽しんだ。
気温25℃あって、直射日光を浴びれば汗だく、夏の逆戻りだ。
思わず半裸走行。
自分が移動をしているため、今年は半分は冬、もう半分は夏のような過ごし方をしている。
曜日感覚だけでなく季節感もなくなってしまったのか…。
日月潭の外周は思いの外アップダウンが多くて、十和田湖を思い出す。
しかし今日は坂も苦なく楽しむことが出来た日曜日。

今日覚えたチャイ語:ウェイ(もしもし)