2022年ヤングスターのカレンダーが出てきた | Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

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鑑賞は生中心主義。自分の眼でライブで見たことを中心に、語ろうと思います。

片付けをしていたら、一昨年の若手男役さんのカレンダーが出てきました。
写真がある紙ものはなかなか捨てられない私、適当な引き出しに押し込んでたらしい。


96期から102期まで、全部で24名のスターさん。
ひとこ(97)とありちゃん(98)はすでにもう1つアッパーレベルに移行しており、別格ということが明白です。
大写しはもえこ(98)、ほのか(100)、おだちん(100)で、もえこは23年に東上を果たし、ほのかは今年初東上、おだちんはバウ1回。3人とも順調に育成されてる感じですが、こうしてみると100期ではほのかちゃんが一歩リードなのか…。

それはまあ、人事好きの方々にお任せの話題として、それよりも私がしみじみ見いってしまったのは上2段の8名(大写しもえこちゃん除く)の方々…。既に6名卒業されてます。どの方もまごうかたなきスターで人気もあって、涙とともに送り出されました。
ほのかちゃんの横のぴーちゃん、ほってぃも既に卒業発表済み。たった2年前の路線スターばかりの顔ぶれは、1/3を失うことになってます。

ここまで来るのにどんなに大変なことかと思うのに、さらなる淘汰?が彼女たちを待ってるのですね。なんて過酷な世界なのだろう…。

カレンダーなんて端的ないちアイテムで、役付を筆頭に定期刊行誌やら専門チャンネルやら、あれこれの露出に、宝塚の序列は本当に厳しい。
実力だけでなくいろんなファクターの複合で、それこそいろんな葛藤やら涙やら語り尽くせないほどあるだろう…。
私があんまり人事予想とかに熱心になれないのは、誰よりご本人たちが分かってるだろうし、悩んでるだろうし、だから早めの決断とか期限切っての燃焼とか、あるんだろうと思うから。それを面白おかしく…あるいは自分の慧眼アピールとか内部知ってる自慢とかで語るのは…あんまり…ね。
もちろん、そういう予想が宝塚の醍醐味の1つだとも分かっている。会社だってみんな人事話は大好きだし、別にひとのこと止めないんだけど。

これだけの組織だから、上手く回していくにはすごいスキルが必要で(だからときどき失敗する)、前例踏襲してみてもそれはまた違う人間だから違うことが起こったり。人間のひとりひとり、そしてその入りくんだ関係性には再現性などひとつもないのだ。

だから私は舞台そのものをコアにして観ていたい。
それか結局こころ安らかだと思うから。
いえ、嵌まりすぎないための防衛?なのかもしれないな。