今話題のふたり、礼真琴と和希そら。 | Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

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鑑賞は生中心主義。自分の眼でライブで見たことを中心に、語ろうと思います。

人事話優先じゃないもん、とかいいながら、このところの和希そらくんの話題沸騰ぶりはかなりもので、なんだか私もソワソワしてきました。

ここまで人気があるとは、あんまり思ってなかった(笑)すみません。どっちかというとスキル先行タイプかと…世の中の流れは、違うのね。

いやー喜ばしい。


そのそらくんと、「赤と黒」(全くチケットが見当たらない!最近では一番ないんじゃないかな…さすがだわー)が開幕して、予想通り絶賛されまくってるまこっちゃん。ただ今話題渦中のふたりですよね。

そらくんがまこっちゃんを「尊敬するスター」と仰せなのは周知のことだし、私も比較的最近…3~4年前まで、2人を同じカテゴリーに属するタイプだと思ってきました。

でも(何度も書いてるけど)ここんとこ、道が違ってきてるなーと感じます。


思ったのは、たとえばまこっちゃんが2番手時代くらいに「双曲線」とか充てられたら、

「礼真琴の無駄遣い!」

とブーイングが飛び交ったでしょう。

いやそもそもそんな作品来ないか。

翻って、和希そらは今回の外箱を「どんなふうにやるのかな」と思わせるところがある。

かといって、もしフレンチロックミュージカルみたいのを充てられても「あ、そうきたか。それもいいな。見たい」と思ってしまう。

私は両人とも好きなので、これはフラットな印象です。


ある友人、そらくんは「東上2回といっても2作とも再演だし」と言ってて、なるほどとも思いますし、一方私は東上実績を積む方が優先すると思っておりますの。

まあまだ3番手だし、れいこちゃんとてトップ前外箱2作は再演(でもぴったりの名作だった!)だし…。再演には再演の、新作には新作の、違った難しさがあると思う。

カードを揃えた、というファクトと、どんな評判を獲得し、どんな風に成功させたか…の方が大切なのでは。(くどすぎるが私見です)


視点をもう少しマクロに転じてみると。

95期で騒動してるうちに、その下の世代はなんとなーく割を食い、トップ確定と衆目の一致するスターはひとこ(97)とありちゃん(98)のみ。両人とも既に将来見据えて組替え済み。

そのあとは100期…っていう青写真なのだろうが、なんとまだ就任前の93期も控えている有り様なのもあり(?)あからさまに別箱バシバシは来てないし、

「この人のセンターであの作品を見てみたい!」

って強い気持ちはまだ、呼び起こされないんですよね(←かなり私見)。いや、させてないのか。


てことはやはりねー96期以下のトップ候補、潤沢じゃないと感じる。もちろん、不可抗力の事態が起きてしまって、100期をええい!と就任させても、地位は人を作るものだから見事やりおおせるとは思いますよ、でも企業としてはもう少し数が欲しいところでしょう。育成も大切なれど、当座の収益だっておんなじくらい大切…持続を可能なものとするために。


本人のスキルと人気、そして劇団の事情。

スターさんの運命は、この組み合わせとタイミングなんですね。