【夫婦・離婚に徳するお話】不倫を知ったとき
相手の不倫(浮気)を知ったとき、貴方なら、どうなさいますか?
離婚か、別居か、夫婦関係修復か…。
ニーズとしてよくあるのは、「離婚はしないけど、不倫相手には慰謝料請求したい!」というパターン。
法的には、可能です。
しかし、
①不倫相手も既婚者なら、今度は、不倫相手の配偶者から、貴方の配偶者に対し、慰謝料を請求される可能性
②“慰謝料請求のやり方”次第で、こちらの夫婦仲が、ますます悪化する可能性
以上が、まず、考えられます。
結局、「何を望むか」に、優先順位をつけないと、上手くいかないでしょう。
第一に、離婚か、それ以外か。
第二に、相手に望むこと。
第三に、不倫相手に望むこと。
それらから、冷静に、貴方にとっての優先順位を考え、その優先順位から、考える。
また、「もし実行したら、どうなるか」を、たえず、イメージする。
「不倫相手から、自分の配偶者を取り戻し、同時に、不倫相手にギャフンと言わせたい」
お気持ちはわかります。しかし、どっちもとろうとすれば、結局、上手くいかないケースも、残念ながら、よくあるわけです。
また、「離婚」をお選びにならない場合は、「改善」が重要ポイント。
しかし、残念ながら、「不倫」は、夫婦仲に何かがあるから、生じる場合も多い。
そして、夫婦関係修復を望む場合、その「何か」を、「お互いに」改善しなければ、円満は難しいでしょう。
そう。残念ながら、だいたい、お互いに、問題がある場合が、多いのです。
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【夫婦・離婚に徳するお話】
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夫婦問題研究家・離婚行政書士 渡邉康明 (東京都行政書士会所属)
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