専門家がいるぞ!】

相手は、ご自分の言葉に説得力を持たせるため、または、ご自分の意見を通すため、弁護士の先生など、専門家の存在を主張する場合もあるようです。



すなわち、「私には、専門家がバックにいるぞ!」と。



しかし、それだけで、貴方は、どうかお気持ちを動揺させないでください。



実は、本当に専門家が相手についていたとしても、やることは変わりません。



法律の問題なら、どの法律・判例を根拠に、どの証拠を使いながら、相手を納得させるか



もし、相手に、弁護士が代理人としてついていらっしゃるならば、その弁護士の先生が、果たして、こちらの主張をご納得なさるか



確かに、場合によっては、こちらも、弁護士の先生に代理人を頼む必要があるでしょう。



しかし、それでも、やることは、あまり変わらないのです。つまり、やはり、法律・判例を確認し、そして、事実を裏付ける証拠を準備していくわけです。



一番よくないのは、動揺し、焦り、パニックになり、それらの気持ちを早く取り去りたいがゆえに、相手のペースにのり、妥協してしまうこと。



これこそ、相手の思う壺なのです。



ところで、本当に、相手に専門家はついているのでしょうか?



それは、嘘やハッタリかもしれませんよ。



仮にそうだとしても、専門家と言っても、果たして、その方は、「明るい」方なのでしょうか?



なお、離婚法務に「明るい」、真の「プロ」。



そんな方ならば、相手の専門家が相手にアドバイスなさった内容を伺えば、相手の専門家が、どれほどの「腕」をお持ちなのか、わかってしまうときもあるようです。



【夫婦に徳するお話】

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夫婦問題研究家・離婚行政書士 渡邉康明 (東京都行政書士会所属)

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