長野 駒ヶ根 早太郎温泉 | everything turns green

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2023年の大晦日。特急あずさに乗って岡谷で飯田線に乗り換え、駒ヶ根に到着。写真は翌朝撮ったものだが、到着日は時々小雨の降る曇天。天気が良ければ、駒ヶ根の駅からは東方向に南アルプス、西方向には中央アルプスの山々が見える。

 

これは駅のホームから東方向を見ているので、見えているのは南アルプスの仙丈ヶ岳。仙丈ヶ岳は南アルプス(赤石山脈)の女王と呼ばれている。中央アルプス(木曽山脈)は反対側だが、この場所からは見えなかった。

 

もう何度目かの長野訪問だけれど、飯田線で伊那盆地に来たのはこれが初めて。東京からだと、JR東日本からJR東海へ会社を跨ぐため交通系ICカードが使えず、紙の乗車券切符を発券した。こういう不便な所がいつか改善するといいな。

 

駒ヶ根駅から「早太郎温泉 こまくさの湯」に向かう。早太郎(はやたろう)温泉の歴史は浅く、開湯は30年ほど前の1994年。そして早太郎の名は、光前寺で飼われていた犬の伝説に由来する。犬の伝説とは、いわゆる猿神退治のひとつで、光前寺で飼われていた早太郎という犬が、遠江(現在の静岡県西部)に出没した猿の妖怪を退治する昔話である。

 

規模としてはスーパー銭湯ぐらいだろうか。館内は意外と広く、食堂もあり、無料の休憩エリアも広め。男女それぞれ内湯と露天があり、内湯の浴槽は広々としている。源泉温度は30℃程度と低いので、沸かしていると思う。あまり温泉らしい匂いはない。泉質としては、アルカリ性単純温泉になる。

 

この日のランチは館内の食堂にて、かき揚げ蕎麦と野菜のおやき。駒ヶ根のご当地グルメと言えばソースかつ丼なんだけど、ちょっと軽めのランチにしたくて蕎麦にした。

 

やっぱり寒い季節は温泉がいいね。