下村湖人様によって書かれた小説。
ヒッチハイクで青森から東京まで連れて帰ってくれた恩人によって、推薦されたので読んでみました。
上だけで500ページ超のツンドク最有力候補の本だったんですが、少し読み始めた瞬間、もうページをめくる手が止まるところを知りませんでした。
文学!
文学の定義はいまいちよく分かっていないのですが、この本は絶対文学だと思います。
戦前に執筆を開始された本なのに、普通に今もこころに刺さるあたりがやはり文学なんでしょうか。
普遍的価値を持ちうる文を学ぶのが文学なんでしょうか。
知りませんが、とりあえずこの本に出会えたことは僕の財産だと思います。
この本を勧めてくれた恩人と出会えたことも、やはり僕の財産なわけで、恩人と出会うきっかけを与えてくれたヒッチハイクも僕の財産なわけで…
というようにどこまでても繋げていけると思うんですが、これが次郎物語•中で出てくる"無計画の計画"という概念と割と強く結びついていると思うんですよね。
やはり読書は楽しい‼︎
というのは置いといて、これはスティーブ•ジョブズの言う"Connecting the dots"にも通じるところがあるのかなと思ってみたり。
結局大事なのは今を一生懸命生きることなんでしょう。
すごくありがちな結論に辿り着いてしまったんですが、次郎物語すごく分厚いんですけど、無駄に分厚いわけではないので、本当にいい本です。
"運命を喜ぶものだけが正しく伸びる。そして正しく伸びるものだけが運命に勝つ"
みたいな名言もちゃんと文章に包まれて出てこれる当たりに、この次郎物語のすごさがわかってもらえるのではないかと思います。
非常にいい本です!
ということで38冊目完。