深夜の街を徘徊するのは気持ちが良いだろうか?
バイト帰りではなく、デート帰りでもなく、
疲れて足を引きずるわけでも、浮かれてスキップするわけでもない。
かと言って目的があるわけでも、酔いに浸る余裕があるわけでもない。
バイクだと気持ちが良いかもしれない。
パソコンが音楽を取り込んでくれている。
どうにも近頃遅い。
ファンの音も目立つ。
換気扇の音が寝てる間に鳴り続けてノイローゼになりそう。
引っ越すならば、次は風通しの良いところに。
久し振りにCDを借りた。
まだ溜まってる分も聞けていない。
椎名林檎名義を聞いたのはおよそ2年ぶり2度目だ。
今のバンドに入ってから、より意識的に音楽を聴いている。
強制ではないけれど、焦燥感がずっとある。
CDの山に顔を押し付けられて、
「ほら、ほら、何してるの
お前の大好きな音楽だろ。」
スピーカーから流れる色気のある声は、男と女についてうたう。
なにもかもが悪く進んでいくのでは?
拡声器から声が出てる。
散歩にいこう。
バラードが流れる。
分が悪くなったら仇討を。
ばいばーい!