2024春 次男の授業参観 その2 | ワンラン日記

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愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
さらに、代表・犬童の「ラン日記」の二本立て。
2017年は記録足踏みも2018年こそ目指せサブ3!
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前回の記事の続きです。

 

 

小4の次男の国語の授業を拝見した感想を書いていきます。

 

まず良い点はほとんどの児童が授業に能動的に参加している所ですね。答える場面では班の全員で答えなければなりませんし、最低1回は出題側に回るので頭を動かし続けていなければなりません。「ただそこにいた」という受講にはなりません。次に児童一人一人の学力が顕わにならないのも新年度の授業参観としては適切かと思います。8割ほどの保護者が来ている中で見せ場が無いのは可哀想ですからね。

 

次に授業と直接関係が無い所で良い取り組みだと思ったのが、机の右前にローマ字で書かれた名前のラミネートが貼ってあったことです。3年生でローマ字を習っていますし、4年生はさらに英語活動が深まります。担任の方も他の学校から移ってこられた方でしたし、皆がローマ字を通して名前を覚えていくのは難読の名前や外国人の児童が多くいる中で適切だと感じました。

 

反対に課題としては「これは勉強なのかな?」と感じる点ですかね。授業というよりも「国語の題材を使ったレクリエーション」のように見えます。学活や遠足のバスの中でもできるような活動が国語の時間に行われているんだなと。授業参観なのでその色が濃い授業だったのでしょうけど、日常からその傾向の授業がコンスタントにあるのだろうなと子どもたちの話から感じています。

 

「今どこ習った?」→「白いぼうしは終わって紫の食べ物の話し合いをしたよ!」(???)

こんなやり取りは教室日常なので。。

 

後はずっと教室がザワザワしていることですかね。「静寂の中で黙々と」とする時間が減っているように思います。これも授業参観で保護者からも音が出ますし、子どもたちもソワソワしているのでしょうが、授業の構成としても「しーん」とする時間が無いんですよね。ただ意外とこういう点は運動会の練習であるとか、合唱の前後であるとかで育んでいこうとしているのかもしれません。

 

最近の授業参観の感想で一貫して書いていますが、一気にここ数年で「文系大学のゼミ」の小学生版の授業が行われる機会が増えたように感じます。反対にテストに向けて「できるようにしていく」という設計はほとんど感じることがありません。カラーテスト云々というのは、子どもたちにとっても親にとっても先生にとってもメインストリームにない感覚があります。

 

最後に次男のことを少々。

私がこの1年くらい彼の対応に手を焼いているのは、習った漢字を面倒くさがってひらがなで書くことです。名前もひらがなや苗字だけ、下の名前だけと面倒くさがって殴り書きをします。

今回、教室の掃除当番や係活動の表に名前付きのマグネットが貼られていました。その名前は多くの子が「さき💛」とか「けんた」とか「ちえ🌸」とかこんな風に書かれている中で、次男は二つともフルネームの漢字バージョンでした。

よく分かりませんけど、何か外と内で使い分けているんだろうな、、と感じた次第です。何だかんだ私が来るのを教室より一つ下の階の踊り場で待っていましたから。まあ本人の中で色々と感じているのでしょう。