継続が大切な領域がある | ワンラン日記

ワンラン日記

愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
さらに、代表・犬童の「ラン日記」の二本立て。
2017年は記録足踏みも2018年こそ目指せサブ3!
BEST:10km…40:01 ハーフ…1:26:45 フル…3:10:55

29日のランニングクラブは予定通りいちい信金陸上競技場へ行ってきました。

 

 

男子90歳~94歳の1600mリレーの世界記録に挑戦!の結果から。

こちらは5月23日に青森県の男性4人が従来のアメリカチームが持っていた世界記録12分41秒69を大幅に更新し、8分49秒01というタイムを叩き出しました。このタイムにランニングクラブの子どもたちで挑戦しようという企画。

 

体幹が安定したカッコイイフォーム!

 

結果は、

Aチーム…6分01秒07

Bチーム…6分24秒88

 

私たちの想像以上の好タイムが出ました。70代後半くらいのカテゴリーと同等のタイムなのでしょうかね。まあ70代以上の方の記録はそのチャレンジ精神だけでもう素晴らしすぎるわけですが。。

 

裸足でトラックの感触を確かめる。少し柔らかいよね。

 

この際に私と加藤コーチが注目した点がありました。以下はクラブ生のこの春の50mのタイムと、29日の400mのタイムの一覧です。

 

Aくん(在籍4年)     50m…9秒56 400m…91秒50

Bくん(在籍4年)     50m…8秒61 400m…85秒57

Cくん(在籍3年5カ月) 50m…9秒60 400m…91秒80

Dくん(在籍2年8カ月) 50m…8秒98 400m…91秒82

Eさん(在籍6カ月)    50m…8秒82 400m…93秒12

Fさん(在籍4カ月)    50m…8秒86 400m…99秒02

Gくん(在籍3カ月)    50m…9秒20 400m…101秒24

 

ランニングクラブなので、在籍が長い子の方が50m走のタイムが良ければ嬉しいのですけれども、そこに相関はありません。Eさんはダンス、Fさんは空手などを幼少期からしているようで、当然うちの週1時間の運動だけで短距離走が目覚ましく早くなるという単純なものではありません。

 

しかし400mのタイムになると確実に在籍が長いクラブ生の方が上位になりました。50mのタイムでは0.5秒以上負けていても逆転する現象が見られたのは驚きました。特に最後の100mの粘りが違った感じがします。

 

私も加藤もマラソンや長距離走をしていて分かるのですが、多くのスポーツの中でも最も後天的な努力の要因が大きな種目の一つです。引退後特に何も運動をしていなかったボルトと100mを競っても多分勝てません。同様に大谷が引退後5年バットを握らなくても、バッティングセンターにいったらやはり常人よりずっと打つと思います。でも全く走ることを辞めた大迫が仮に東京マラソンに出たとしたら多くの市民ランナーの後塵を拝すことになると思われます。

 

たまたま最近、講師や卒業生と才能について話す機会が多かったんですよね。彼らももう大人ですから努力するのもまた才能だと気付く時があって、それを持っていない自分に絶望したりみたいな瞬間があるようなのですが、まあそれでも前を向いて一つずつやっていこうみたいな話になる訳です。

 

ランニングクラブでも塾でも長く在籍してくれているからこそ育みたい領域があるということですね。ちょっとそれが形になったので私たちが喜んだという話でした。

 

高校生のスピードや跳躍には驚いたよね。見るのも良い経験!

 

継続と言えば、私も今月はまあまあ頑張りました。特に後半はしっかり練習を積めました。6月に反動がこないようにまた「継続」です!

 

 

8月2日~中学部の英語復習講座を開講します。英語に困っている中学生は是非!