中学生は新しい教科書に変わって1カ月。至る所で書かれているように英語が大きく変わりました。戦後最大の変更といえる内容になっています。素直に難しくなっています。
保護者の方や生徒にはこのような例えを使ってきました。
◆初めてのスキーでいきなりリフト。目の前には長く続く中級コース。
◆従来は鍵盤ハーモニカ、今はバイオリン。
3月下旬から授業を進めてきた感触は以下の通りです。
◆小学国語が2年生の国語から始まる!!
我が家も次男がこの春に小学入学をして、連日ひらがなを書いたり読んだりするプリントを持って帰ってきます。そろそろ濁音や半濁音、拗音や促音に進んでいきそうです。教科書には「おはよう」とか「ありがとう」などの文字がきれいな絵の中に並ぶ時期です。
では小学2年生の国語はこの時期何を習っているかと言うと、漢字では「雪」「南」「書」「図」「曜」などを習う時期です。ものすごい差ですね。一年前にひらがなを練習している子が15画くらいの漢字を書いていくのですから。そして昔からの定番である「ふきのとう」や「いなばの白うさぎ」などを扱います。10ページくらいの物語に触れるわけです。
ひらがなとカタカナ、そして80字くらいの漢字の差は非常に大きいです。1年生でも早めに生まれた1割くらいの子がやっと付いていける内容でしょう。
しかしそれが当たり前のように行われているのが現在の中学英語です。例えば岩倉中の2年前の中1の最初のテスト範囲は以下のようなものでした。
アルファベット、I am ~ You are, Are you ~ ? I'm not, This is, That is
新出単語は50語程度。
今年から岩倉中学1学期の中間テストが廃止になり期末テストになりました。一般的な進度で予想します。
be動詞の現在形。一般動詞の肯定文、疑問文、否定文。canを使った文章、
疑問詞What Who How many Where When want to~
新出単語は60語程度。
「文法はハードだけど、思いのほか新出単語は変わらないのね!」こんな感想が出てきそうです。
ここで大切なことをお伝えします。以下の写真をご覧ください。
「小学校の単語」と言う文字が見えます。。
Unit3までに小学校で既習扱いになっている単語が約115語。。。
現在塾生に小6時ににオール3だった中1の生徒がいます。聞いてみた所、、
「ミタコトアルタンゴハアリマスガ、カイタコトハアリマセン。オボエテイルヒトイナインジャナイデスカ?」
夕方に突発的な面談が2件入り遅くなりました。明日に続きます。