ウイルスについて素朴な疑問 | ワンラン日記

ワンラン日記

愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
さらに、代表・犬童の「ラン日記」の二本立て。
2017年は記録足踏みも2018年こそ目指せサブ3!
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北海道の患者数のグラフの形が正に北海道!

 

小5か小6の時に保健委員をしたことがあります。クラスの欠席や早退の人数を伝え、時々集計しました。年度の最後には1年間の欠席人数の表のようなものをつくりました。

 

おぼろげな記憶です。年度の前半である4月~9月よりも10月~2月の方が1日当たり5倍くらいの欠席者になりました。頭痛や腹痛、水ぼうそうなどは年間を通して変わりませんでしたが、風邪、インフルエンザ、発熱ははっきりと後半が多くなったのです。その時の経験からなのでしょう。自分の中では冬の方が夏よりも5倍風邪に罹りやすいと思っています。

 

 

5月半ばに新型コロナの感染者数が減った時に、以下のように思いました。

「これは10月くらいまでは全国でも10人くらいで留まりそうだ。もしかしたら0の日も出てくるかもしれない」

しかしながらその期待は見事に打ち砕かれ、今日の東京都は過去最高の224人。こうなると人の往来がそれなりに戻っていますから、収束していくのは難しそうです。

 

気を付けるべき点もあります。6月の後半から東京都はPCR検査数を大幅に増やしています。以前は陽性率が3割を超えていましたが、ここ数日は5%程度に留まっています。重症者率も低いので病院のベッドにも余裕があります、死亡者数もほとんど出ていません。

 

感染者に若い人の割合が増えているということは、感染が疑われたり、感染者と接触したりした人へ広く検査が行われている証拠なのでしょう。

 

さてここからが題名に直接繋がる部分です。

従来から風邪や感冒と呼ばれている疾病に対しても、今回のように広く検査を行ったら無症状でも「感染している」と診断が出るケースは多いのか否か?

 

私が不安視しているシナリオは以下です。インフルエンザウイルスは夏より冬の方が活発になる。しかしゼロになるわけではない。多くの人の体に少数ながら留まる。発症するまで増殖するケースは夏場はそれほど多くない。仮に夏場に大規模に検査を行えば数百人に一人は陽性の結果が出る。

 

これに近いことがコロナウイルスで起こっていたら、以下のようになりませんか?陽性者が多くても重症者数が少ないのは、現在の高温多湿の気候の為。「陽性」になるウイルス量は存在するが「重症」になるまでの増殖する力は無い。感染者は多いものの重症者が少ないことに気味悪いながらも国民は慣れていく。しかし秋になって本格的な第二波が来たときにゆでガエル状態の日本は対応が遅れる。

 

現在の状況に「ほらみろ!コロナウイルスは夏とか梅雨とか関係ないんだ!」とする意見があります。

でも私は「ウイルスは夏場でも厳密には存在する。これが秋以降活性化したり、人の側も免疫が落ちたりするのでは」と不安を覚えるのです。

 

もし従来の風邪の原因になるウイルスが夏場には検出されないのであれば、コロナウイルスは気温や湿度に関係なく、現在の状況は相対的に悪くないと言えますが、多くのウイルスが夏でも広く検査をした時にある程度捕捉されるのであれば、半年後はかつてない危険な状態だと考えられないでしょうか。

 

読者の方には「『春先にはもっと経済を回せ!』と言っていたじゃないか!?」とお叱りを受けそうです。6月のニュースで少し考えを改めたんですよね。それがこちらのリンク先になります。まさか東京都で抗体を保有している人が0.1%とは思いませんでした。10%はいるものだと考えていたのです。日本はウイルスが存在したけれども東アジア特有の何らかの要因で感染を防いでいたのではなく、ただ持ち込まれたウイルスが欧米より少なかったことを示していると考えました。したがってそのまま夏場に下がっていくと思いきやの現在の増加現象。つまりここに来て国内のウイルスの増殖がピークを迎えているとも捉えることができます。

 

現在2人の私がいます。

一方は、春休みやGWに自粛を余儀なくされたのだから、盆休みは多くの人が出かけて楽しめるといいな。苦しんでいる観光や航空会社が少しでも潤うといいな。とする考え。

もう一方は、現在の状況が続く中でお盆期間は県を跨ぐ移動自粛するべきでは。9月に予定されている修学旅行や体育祭は大丈夫か?プロ野球やJリーグの今シーズンの完走は厳しくないか。とする考え。

 

この方向性は上記の太字の疑問への答えで見えてくると思うのですが。詳しい方がいたら教えて頂きたいです。