2日間連続で私立高校合格のレポを書いてきました。
このタイミングで2020年度からの愛知県での私学助成制度が発表になりました。国の対象が年収590万未満の世帯に対して、愛知県は年収720万円までに拡大されての実施です。
まとめると、以下の表のようになります。
新たに助成対象となる世帯は多いので、近年少しずつ進んでいる私立志望者の増加傾向がさらに進みそうです。これは私の予測ですが、私立も今以上に二極化が進んで、人気が集まる高校とそうでない高校が色濃くなっていくような気がします。
この時期に強く感じる、私立高校に合う生徒のタイプの一つとして、「プレッシャーがかからない状況の方が勉強が捗る」というものがあります。推薦入試は99.9%が合格するので、そういう安心感が基盤にある中での学習が得意な子はいいですね。またその私立高校が大学付属校であった場合、その特性がより大きく生きる気がします。
逆に「覚悟を持った学習」ができるタイプは公立高校がお勧めですかね。生徒を送り出しておきながら、中京大中京で一つ不満があるとしたら、入学時の学力の高さに比べると卒業生の進路実績がイマイチな所ですね。これは昨日のブログのYさんにも保護者の方にも伝えてある点です。小牧南は近年人気がありませんが、この点に関しては納得できる数字を出しているんですよね。したがって「ここでしっかり取り組まねば落ちてしまう」という局面で力を発揮できる子に向いています。国公立への進学も愛知県に限ると公立の方が有利ですかね。勿論、ここからは東海や滝は除外して考えています。
やや脱線しましたが、毎年2・3割の保護者の方が「経済的にやっぱり公立」というフレーズをおっしゃいます。そのハンデが少なくなったので選択肢が増えることは歓迎ですね。より一層私もアンテナを立てて、少し遠方の私学でも情報を集めていきます。