文武両道を考えるにふさわしいニュースが多い その2 | ワンラン日記

ワンラン日記

愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
さらに、代表・犬童の「ラン日記」の二本立て。
2017年は記録足踏みも2018年こそ目指せサブ3!
BEST:10km…40:01 ハーフ…1:26:45 フル…3:10:55

昨日のブログの続きです。

 

まずは昨夜のサモア戦に触れておきましょう。

見事ロスタイムに、ボーナスポイントをゲットできる4トライ目を決めて勝利。

劇的な試合が続いています。福岡選手もまたトライを決めましたしね。

 

色々なことが言いつくされているので、私のブログでは少しだけ。

豊田での開催で田村、姫野の愛知県出身コンビが大活躍だったのは本当に嬉しいです。

彼らの選手生命において、地元でこれだけのビッグマッチがあることはないでしょう。

人生で一番の晴れ舞台に見事に合わせてきたのは、素晴らしいの一言ですね。

昨夜の日本の総得点38点のうち、二人で23点をマークしました。

田村のキックは本当に真ん中を射抜いていますし、姫野は2回ジャッカルを成功させてもいましたね。

次戦のスコットランド戦もなかなか難しい試合になりそうですが、勝利を信じて応援します。

 

それにしても後半になるにつれて強くなっていくのが、ドラマ性がありますよね。

 

 

この1週間日本時間の深夜から早朝に行われている世界陸上。

昨朝、金メダルのニュースが入ってきました。男子20km競歩山西利和選手。

男子の競歩は50kmでも鈴木雄介選手が金メダルでしたから、2種目とも日本が制覇しました。

技術と粘り強さが大切な競歩は、強化如何によってはさらなる躍進が狙える競技ですね。

どうしても先天的な能力の要素が大きな陸上競技ですから、

目立たなくとも勝てる競技に目を向けるきっかけとなった気がします。

 

さてこちらの山西選手。愛知製鋼に所属しています。

眼鏡で歩く様子からも知的な印象がありますが、出身高校は京都の堀川高校。

そして大学は京都大学です!!

工学部出身ということですから、陸上で入社したというより、

エリートエンジニアとしての活躍を会社から期待されているのかもしれません。

 

山西利和選手。見るからに物理や数学が得意そう!

 

もう大分前ですけども、私が大府の愛知健康の森で走っていた時に、

愛知製鋼の陸上部のメンバーがジョグをしていました。

あそこから世界陸上の金メダリストが生まれるとは。

来年の東京オリンピックは追われる側になりますが、頑張ってほしいですね。

 

陸上といえば、先日のMGCで女子マラソンの2位に入った鈴木亜由子選手も文武両道の選手。

愛知の豊橋出身で時習館高校、名古屋大学、日本郵政という経歴です。

インタビューの様子に利発な雰囲気がビシビシ伝わってきますね。

 

ここはランニングクラブをしているからという訳ではありませんが、

マラソンや競歩は文武両道がしやすい競技だと考えます。

3つ理由がありますね。

 

◇一人でも練習できる。

◇1日1時間の練習でも相応の量の鍛錬になる(毎日続ける必要がある)

◇コツコツ積み上げる形式が入試勉強への取り組み方と似ている。

 

技術的な部分が少ない種目なので、反復して何かを会得する形態の練習があまりありません。

ウォーミングアップ(10分)→ジョグ(25分)→ダッシュ(10分)→補強・整理運動(15分)

こんな練習でも継続して365日続けられれば、それなりのレベルまで上がれる競技なんですよね。

 

逆の見方をすると、野球の野手などは文武両道に難しいですね。

打つ、守る、走ると運動の種類が多岐に渡りますし、どうしても相手が必要な練習が多いです。

フォーメーションやサインプレーなどを確認する時間も必要ですね。

 

また卓球のような運動量が多くないものの技術が必要な種目もあります。

こちらは何時間も練習が可能なんですよね。

一流になるためには数時間の打ち込みが必要とも聞きますし、

将来文武両道を考えるのであれば、そういった種目の特性を考えた方がいいです。

 

しかし最後に紹介するのは野球界から。

昨日のブログでも出てきましたが、長男が文武両道という言葉を覚えたきっかけとなった選手です。

 

この試合あたりから誉旋風が始まりました。石黒投手も素晴らしい右腕でした!

 

尾張地区のアマチュア野球ではこの夏、誉高校の甲子園出場。

加えて東邦高校を破った星城高校のエース石黒君が、江南出身であることなどで盛り上がりました。

(奇しくも私はこの誉-星城を小牧球場で観戦しました!)

8月の終わりくらいから、大学野球である選手の名前をよく聞くようになりました。

名古屋大学の松田亘哲(ひろあき)投手です。

 

私自身は一年前くらいから、名大に球の早い左腕がいることは知っていました。

しかしその頃から「プロが何球団か狙っているらしい」というニュースが入ってくるようになったのです。

調べてみると江南高校出身ということで驚きました。さらに仰天したのは高校ではバレー部だったこと。

さらに同時期に長男の野球チームで彼の話題が出ました。

「どうも岩倉出身らしいよ!」

「え、本当に?」

「一体、何小出身だったんだろうね?」

どこの小学校を出ているかを気にするのが、さすがのチビッ子達。

そんなうちに塾生から「私、岩倉駅で見たことがありますよ」との証言。

 

そこら辺を辿って行くと、どうやら共通の知人が何人かいることまで判明しました。

こういう経緯もありまして、今年のドラフト会議、佐々木や奥川、森下や石川も気になりますが、

私はこの松田投手の動向に最も興味があります。

 

いやいや勉強もできて、148km投げれて、高校ではリベロで、左利き。

2つ目以外は私も合致しているので(自分で言うな!)彼がプロに入ったら、

私も意外とプロ野球界と近かったんだなと思えますしねww

 

岩倉市出身のプロ野球選手は今まで聞いたことがないですね

 

確かに文武両道はいばらの道です。

しかし小学校低学年時から、ある程度時間配分を考えれば可能とも言えます。

ワン学習塾&ガッツランニングクラブを運営している立場として、

一人でも多くの子どもたちをそう言った方向に導ければ幸いです。