昨日の記事の続きです。
愛知駅伝の選考会に塾生が出るので、
私はクラブの加藤コーチと子どもたちと見学に行きました。
小中学生が数十人、高校生と大人がポツポツ参加という感じ。
人口が5万に達していない岩倉市は、決してレベルが高いとは言えません。
参加者が準備体操やアップをしている様子を眺めていました。
その際の私たちの格好は、ランニングクラブのTシャツとシューズ。
係員の人がやってきて話し始めます。「出てみませんか?」
どうやら一般の男性は一人しかいないとのことで、
「できれば走ってみてほしい」とのこと。
まだ私は練習開始10日なので、まったく自信が無かったのですけれども、
加藤コーチから「こんなチャンスはそうそうない」と背中を押され、
(彼は江南市在住なので、出場できないんですよね。江南市はレベルが高いですし)
3000mを走ることになりました。
久しぶりに最初からぶっ飛ばして入りました。
7周ほどするコースで、さすがに5周目くらいからはペースが落ちました。
女子の中学生にも数人抜かれる始末。
タイムは12分台の後半でゴールしました。
一応、このタイムでも一般の2位と言うことで、(出場者2名ですから)
「1週間以内に合否の電話をします」との話でした。
一般の部は正選手が一人と補欠が一人です。
他の市では3分15秒~20秒で刻めるくらいの選手が多いですし、
強い所ではニューイヤー駅伝に出るような選手の起用もあります。
私が選ばれると、全選手の中でも最も走力は下。
それでも恥ずかしい所は見せたくないと、翌日から練習の強度を上げました。
数日たって係りの人からの電話。
「犬童さん、すみません。せっかく走ってもらったんですけど、
今回は選考会に来られなかった方で速い方にメドが立ったので、
その方にさせてもらおうと思います。本当にすみません」
正直、ホッとしましたし、当然だとも思いました。
でもその直後に猛烈に悔しくなってきました。
それ以降9月の中旬~下旬はほとんど毎日しっかり練習しました。
そういえば、塾生のS君は中学生男子で正選手として選ばれました。
彼は12月の本大会でも無事に市の代表として立派に走りぬきました。