岩倉中学校のテストの個票が昨日から保護者会で返却され始めました。岩倉中の保護者懇談会は3日間なので、まだ1日が終わっただけなのでざっと3分の1の生徒の順位が判明したことになります。
今年の順位表を見て「オッ!?」と思ったのは期末テストの順位だけではなく、新学年早々に3学年とも実施されたNRTテストの平均点と順位も載っていたことです。
全国学力検査と言われる「学力テスト」ですね。現在の中学部の生徒たちにとっては鬼門のような気がします。正直、勉強に不器用なタイプが今年度は中学部に揃いました。今後実力テストや模試に向けての力を高めなければなりません。その半面で定期テスト前の泥臭い努力は比較的できる子が多いです。今回の期末テストもクラブチームの大会や他の習い事のイベントなどと日程が重なった生徒も少なくありませんでしたが、できうる限りの努力を見せてくれたように思います。
そして昨日判明した結果が以下の通りです。
Aくん NRT…181位 期末…164位
Bくん NRT…94位 期末…88位
Cくん NRT…172位 期末…138位
Dさん NRT…174位 期末…105位
私の想像した通り、ここまでは全員がNRTテストよりも期末テストの方が順位を上げました。この上昇分が「塾でのテスト対策の効果」と考えます。「対策を生かした子どもたちの頑張り」と書いた方がより適切でしょうか?ただこのタイプの生徒は定着が課題になります。テストが終わったからと言ってここで培った知識や考え方をリセットしないようにしましょう。
また保護者の方に申し上げたいのは、NRTや模試、実力テストに強いタイプのお子様は理科と社会に強いです。要は「生活の中から勝手に学ぶ」要素が強いということです。図鑑や便覧、日々の天気、または旅行に出かけた後に地図を見返す等の取り組みを学校で習った習っていない関係なしに生活の中に組み込むことが大切かと思います。それらの習慣がある子が中学高校で「あんまり勉強しないのにできるね」と言われる子になる可能性が高いですね。
他の中学校の生徒も3年生で今までのベスト順位を更新した子や2年生でセカンドベストを達成した生徒もいます。週末まで日々結果を知るドキドキワクワクな日々が続きますが、反省するべき点は反省してまた日々の勉強や次回のテストに生かしましょう。

