ランニングクラブのクラブ生で、私立中もしくは公立の中高一貫校を目指したいという子がいます。この児童はここ1カ月くらいあることで悩んでいた様子。私の塾の個別指導で中学受験を目指すか、それとも中学受験専門塾にいくか。迷った結果、専門塾で入試に向けての勉強を進めていくことになりました。ランニングクラブは続けてくれるそうで大歓迎です。
どうもお母様にこう言ったそうなんですよね。
「イヌドウ先生はあくまで運動のコーチであって、勉強を習う人に感じられない」
この発言が決め手となったそうですw
平日にやってくる小学生のNさん。先日私にこう話してきました。
「私は足が速いんだよ!でもクラスのTくんはもっと速いんだよ!先生よりも多分早いよ」
「そうだねぇ。先生負けるかもしれないな」
そう話すと、隣にいた2つ上のSさんがクスクス笑い始めました。
「先生、めっちゃ速いよ。短い距離はあんまり知らないけど去年の岩倉マラソン優勝だよ!」
Nさんは目を丸くしてこう言いました。
「えっ、先生って勉強の人じゃないの。がり勉で運動や楽器や絵は全くダメだと思ってた」
どちらのエピソードも聞いた瞬間はガクッときましたが、思い直しました。
多分、土曜日はちゃんとスポーツインストラクターみたいにふるまっていて、大会出場時などもそう見えるのでしょう。また平日は反対にしっかり塾講師で、スポーツや楽器はからっきしに見えるのかもしれませんね。しっかりどちらも役を演じられているのだと胸を張ることにします。
この話を高等部の集団にしたら、食べていたパンを吐き出した生徒がいました…
「目のぎょろっとした、ただの話の面白い小さいおっさんやん!」と。
まあいいです。多面性を持って毎日子どもたちと接していきます。