前回の受診で主治医に、

 

「次回で5年ですね、でも通過点ですから。」

 

と釘を刺されたので、5年に特別感を抱かずに通り過ぎようと思う。

 

 

 

確かにGVHDとの闘いは変わらず

かといって仕事にも復帰しているが

以前のようには動けないし息切れがひどい。

 

 

 

あらためてこの病気になってよかったと思うことはひとつもない。

あ、ひとつぐらいはあるか、面倒な気の進まない役職をいくつか解除してもらったことはよかった。

 

 

 

さて本日のメニューは

ベナンバックス

IgG点滴

眼科

血液内科

と少なめ。

 

 

 

今日は首都高も空いてて拍子抜けし

思った以上に早く病院に着いてしまった。

 

 

 

不整脈(発作性心房細動と洞徐脈、という早い脈と遅い脈が両方という…なんと厄介な)で坂道を登っている途中で休まなければならないことがたまにあること、大きな声で喋り続けられないこと、曇りや雨の日は息苦しさが強くなること、もろもろあるが、

 

「調子はどうですか」、という問いには、「あ、変わりません」という患者。

だからヒトは厄介なんだ。

 

 

 

今日は薬が一つ減った。

これは良くなったから減ったのではなく、薬の相互作用を気にして減ったということで。

 

 

 

あの高〜〜いGVHDの薬(イムブルビカ)の血中濃度がクラリスロマイシンで上昇してしまうので併用禁忌なのだが

初回の処方時に、そうなんだけどね、ま用量少ないしいいか、というノリで開始。

 

 

 

しかし結局IgGをなかなか作ってくれないとか、クラリスロマイシンも気管支への効果が微妙では、とか肝酵素が下げ止まり、だのいろいろで止めることとなった。

 

 

 

確かに5年は通り道に過ぎなかった。と後になってきっと思うだろう。