検査当日に入院し、午後から肝生検。
PLTは11万あるが、未だに採血後にじわっと紫色になったり
駆血すると点状出血したりするので
止血に不安が。
太い針を刺して肝臓の一部を取ってくる検査なので
・出血
・痛み
・腹膜炎
など生じうると言う説明を受ける。
特に出血、怖い。
0.11%のひとが出血で亡くなっており、高齢、女性、穿刺回数が多い、というのがリスクとのこと。
自分は移植後でPLT機能が悪そうなので出血のリスクが他のヒトより高いんじゃないかな。
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さて。
検査前に静脈ルートをとって
新人の看護師さんが「細いですね・・・緊張します!」
といいながら一発で入れてくれて、感謝!
そして生食500mlの点滴・・・なんでするんだろ。よくわからん。
そして感染予防のための抗生物質点滴。
そしてそしていよいよ検査に呼ばれる!
「ソセゴン」という鎮痛薬点滴。
えー、ソセゴンか、どんな感じだろ、と楽しみにしていた
なんかもや〜っとしてくるが眠くはない。
頭がいい感じでぐるぐるしてくる。
「眠くないですか?」
と看護師さんに聞かれるが、全〜然。
「麻酔が効きにくいと言われたことありますか?」
「はい、ミダゾラムの効きが悪かったことがあります。」
と問答しているうちに、主治医とは別の医師が検査をすると挨拶をしてくれた。
そして肝臓のエコーを見ながら新人と思われる研修医に説明。
「慢性GVHDで・・・比較的綺麗な肝臓だね。大血管を避けてこの辺を穿刺・・・。」
と穿刺部位をすぐに決定。
このひと、慣れてるから大丈夫だ。
肝臓エコーをするのに肋間をグリグリするのが地味に痛い。
これで刺されるのか、痛いじゃないか!と思っていたら
「じゃ、ミダゾラム入れて」
やった!ミダゾラムもかぶせて(併用して)くれるんだ!
と思っているうちに意識消失で(はやー)
気付いた時には穿刺は終わっていました
右の脇腹、肋間に2-3mmの傷が。
出血もちょっとだけ絆創膏にしみるくらい。
痛みは幸い全然なし。
そして4時間の安静を指示される。
起き上がりも不可。
トイレも不可。
心電図、酸素飽和度をずっとモニター。
ベッドの上でトイレは嫌なので
検査の直前に膀胱をカラにしておいたので
4時間ギリギリセーフ(笑)
そして4時間後に再度腹部をエコーでチェックし
腹腔に出血がないことを確認し
安静解除となった。
刺されている時は意識がなかったので
組織を何本とったかわからなかったので聞くと
1本とのこと。
やっぱり慣れた先生だ。
1本で十分な組織が取れたってことだから。
点滴は引き続き行われ
ルートは朝まで入れておくとのこと。
なんかあった時にルートがあると安心だし。
処置中からモニターしていた心電図と酸素飽和度は
なんと翌朝までずっと継続された。
すごい厳重。
さらに翌朝、血液検査で
貧血
肝酵素のさらなる上昇
炎症反応
などがないか確認し、退院と相成りました。
自宅まで電車と徒歩で帰宅。
ウォーキングしたかったが、さすがにやめておいた。
結構厳重に安全管理しているな、というのが今回の感想。
検査で死んでしまってはもともこもないもんね。
長々と失礼いたしました