日本で責任を取るといえば、イコール辞める、役を降りるという意味で語られがちだが、本来の責任とはそういう意味でないのは誰もが知るところだろう。


本来の責任とは、自分の役割、責務を逃げず投げ捨てず知らん顔せず、最後までやり遂げることだ。つまり、役を降りるというのは後任への丸投げで、最大の責任放棄ともいえる。


そう考えると、責任を負うという表現は、責任を背負うと捉えた方がしっくりくる。とかく責任を負いたがらない、面倒ごとから逃げたがる社員(偏見100%だがシステム屋に多い印象)を見て、そう感じた。