メッシがマラドーナを超えたという声が強いので書いておきたい。俺から見たマラドーナ。
そりゃ選手としての実績はメッシが超えたと俺も思うけどさ。でもマラドーナって、それだけじゃないと思うんだよ。決勝前に書いておくよ。俺から見たマラドーナ。準決勝後も話題になったけど、フォークランド紛争では、アルゼンチンという軍事的・経済的な小国が、イギリスという大国に力でねじ伏せられたわけだ。アルゼンチンの人々はめちゃくちゃ悔しかったと思うよ。許されるのならば、どんな手を使ってでもやり返したい。でもやり返すことができない。なぜなら、戦争では勝てないから。やっぱり命には変えられない。そんな背景がある中でのメキシコ大会。命の次に大事なサッカーで、大国イギリスにやり返さすチャンス。そんな中で、 小国のマラドーナが反則ゴール。いわばゲリラ戦法だな。小国「いいぞマラドーナ!どんな手を使っても勝て!」大国「汚えぞ。正々堂々戦いやがれ!」マラドーナ「・・・わかったよ。正々堂々やればいいんだろ?」そして数分後。大国を正々堂々とねじ伏せる5人抜き。アルゼンチンの人々が熱狂し崇拝するのはよくわかる。 これはサッカーの勝ち負けじゃない。尊厳、アイデンティティの話なんだ。でも彼は、英雄ではあるが神ではない。なぜなら、心はアルゼンチンの人々と共にあるから。マラドーナ「当たり前だろ?みんな仲間じゃないか。」マラドーナってこんな感じだと思ってる。