「早寝、早起き、朝ごはん」活動の効果はいかに?子どもの学力と関係あるの? | プロ家庭教師の勉強の教え方を大公開・ガッツ家庭教師

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「早寝、早起き、朝ごはん」活動というものがあります。

「早寝早起き朝ごはん」国民運動の推進について
子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切です。
 また、子どもがこうした生活習慣を身に付けていくためには家庭の果たすべき役割は大きいところですが、最近の子どもたちを見ると、「よく体を動かし、よく食べ、よく眠る」という成長期の子どもにとって当たり前で必要不可欠な基本的生活習慣が大きく乱れています。
 こうした基本的生活習慣の乱れが、学習意欲や体力、気力の低下の要因の一つとして指摘されています。
 このような状況を見ると、家庭における食事や睡眠などの乱れは、個々の家庭や子どもの問題として見過ごすことなく、社会全体の問題として地域による、一丸となった取り組みが重要な課題となっています。
 このため、平成18年4月24日には、本運動に賛同する百を超える個人や団体(PTA、子ども会、青少年団体、スポーツ団体、文化関係団体、読書・食育推進団体、経済界等)など、幅広い関係者に御参加いただき、「早寝早起き朝ごはん」全国協議会が設立されたところです。子どもたちの問題は大人一人一人の意識の問題でもあり、これを契機として多くの団体とともに、子どもの基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上につながる運動を積極的に展開してまいります。
文部科学省HPより
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/asagohan/

子どもの健やかな成長のために、「早寝、早起き、朝ごはん」が大切ですよ、という運動です。早寝早起きは生活リズムを整えるという意味で、健やかな成長に意味がありそうですが、果たして、「朝ごはん」は???と思い、調べてみました。


●「朝ごはん」必要派
朝ごはん食べないと、ふらっふらで、朝何も集中できなくなる。何も頭に入らなくなる。


朝食の重要性
1.朝食により、1日のリズムをつくる。
 朝、太陽が昇ると目が覚め、顔を洗い、朝食をとり、出かける。昼になると昼食をとり、1日を終え、夕方帰宅し、夕食をとり、くつろいで寝るという1日の生活のリズム( 日周リズム )があります。大脳の視床下部に生物時計があり、刻々と時を刻んでいるのです。朝食は1日の活動を始める当たり、リズムを作り出すのにぜひとも必要なものです。朝食を抜くと、このリズムが崩れてきます。リズムの崩れはやがて体調の崩れにつながり、健康を損ねてしまうのです。
 何といっても、健康が一番。心身の健康は頭の働きを良くし、体の動きも活発にします。1日3食きちんと正しくとることが大切です。

2.丈夫な体をつくるために朝食は欠かせない。
 成長期にある子供は体が小さくとも、たくさんの栄養素を必要とします。1日の活動のためと体をつくるために必要なのです。朝食を抜き、昼食と夕食をとっても、栄養所要量(1日に必要な栄養素量)を満たすことはできません。3食しっかりとって、初めて必要な栄養素量が充足されるのです。


3.朝食は脳のエネルギーを補給する。
 脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源にしています。しかも脳はブドウ糖を大量に消費します。不思議なことに、寝ているときも起きているときも脳のブドウ糖の消費量は同じで、その量は1時間当たり5g消費します。夕食でとったブドウ糖は肝臓でグリコーゲンとして蓄えられますが、その量には限界があり、60gしか蓄えられません。すると60/5=12時間ということになり、たった一晩でせっかく蓄えた脳のエネルギーはかなり減った状態になってしまうのです。目が覚めた時には脳のエネルギーは不足しています。そこで朝食により脳のエネルギーであるブドウ糖の補給をする必要が生じてくるのです。
 朝食を抜くと、血液中のブドウ糖が不足、いわゆる低血糖の状態に陥っています。これは体にとっては一種のストレス状態なのです。いらいらはもちろん、頭を働かせるエネルギーがありませんので、勉強や仕事に身が入らない、集中力がないなどが起こっても当たり前のことです。朝食は脳に影響を与えることが証明されています。脳を燃料不足にしないためにも朝食は必要なのです。

4.朝食は体温を上昇させる。
 食事をとると体が温まります。とった栄養素が代謝されるのに熱を発生するからです。体温の上昇とともに脳の温度もわずかに上昇、脳のウォームアップができるのです。脳を活性化し、「やる気」を起こさせてくれます。脳を活発に働かせるためには朝食は欠かせないことです。
 以上のように3食規則正しくとることが健康を(      )・(       )させるために必要なことです。
FCPAKUのホームページより
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/7992/asamesi.html


子供の遅寝・遅起き・朝食抜きはダメ!な理由って?
又、子供の場合、朝食を取らないと、

体内の筋肉を分解する事によって、
エネルギーを補充しようとするようですσ(^_^;)アセアセ

ですから、朝ご飯抜きというのは、
子供の身体を壊すことにもなるようですよo( _ _ )o ショボーン
育児で育自のpicoroより
http://ameblo.jp/wakuwaku-ikuji/entry-11035966334.html



●「朝ごはん」不要派

朝食食べる?食べない?その1
「朝は排泄の時間なので、吸収する行為である食事は良くない」

「午前中の活動的な時間に、血液を脳に集中することができる朝食をとると血液が内臓に集まってしまう」

「胃腸を休めるため」
健康への試行錯誤より
http://www.murao18.com/muraonokangae/choushokutaberu1.html


私のの中学校時代の数学の先生の教え「数学は満腹の時にするな。空腹の時にやれ!」

空腹の時の方が集中力が増す


長生きしたければ朝食は抜きなさい―体の不調を根本から改善する驚異の「甲田式健康法」とは (KA.../河出書房新社
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朝食を抜くと、なぜ健康になるのか/サンマーク出版
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いろんなサイトを見て回ってみて、子どもにとっては「朝ごはん」は健やかな健康には大切な要素ビックリマークという感じがしました。そもそも、規則正しい生活と栄養分補給という意味でも朝ごはんを活用することはメリットが大きいです。大人の場合、空腹の時の方が集中力が増すという意見もあるので、自分自身で色々試してみるのが大切かともいます。