2025.12.20 日銀が政策金利を0.75%程度に引き上げるらしいが円安はちっとも変わらない。輸入しないと趣味の模型が買えない界隈にはまだまだ冬の時代は続く。幸い賃上げの恩恵は受けているけど、お小遣いは増えてないので個人的には状況は悪化しているかもしれない。それはそうと、しばらく趣味から離れているうちに以前利用していたSo-netブログがなくなってて初期のレイアウト製作記が見れなくなってしまっていた。あーあ、もったいない。
さて、久々にドイツの模型屋さんLippeでお買い物をしたけど、久々なだけあって色々不安もあった。
荷物はちゃんと届くだろうか?
税金はどれぐらいかかるんだっけ?
引き落としはいつごろなんだっけ?
などなど。
注文した翌日の12/10にはFedExからメールが来て、追跡番号や到着予定日を知らせてくれた。
到着予定は12/15とのこと。
途中、荷物を追跡してみると、注文した9日には輸出手続が終わっていて、荷物は11日午前0時すぎにドイツからフランスへ、12日にはフランスを出発した。
順調なようだ。
到着予定日の15日に、再度荷物を追跡してみると、
??
なぜか荷物は中国にあり、到着が遅れるとのメッセージ。
フランス人め、適当な仕事しやがって!
ちょっとドキドキしながら数日待っていると、FedExから新たなメールがきた。
通関手続が終わって、消費税や地方税が2,600円、通関手数料が1,000円とのお知らせ。しかも、オンラインで支払えるようだ。昔は配達時の支払いだったので、不在にしていると荷物を持って帰られてしまっていたので早速お支払い。
到着予定日から3日遅れの12/18に無事に届いた。
穴あいとるがな…
中国人の仕業か?
関係悪化の影響か?
と勝手に中国人を悪者にしてみるが、おかしなことをやってるのは中国共産党であって、ほとんどの中国人は冷静に事態を受け止めているんだろうと考え直す。
すまん、中国人。
穴はあいていたが、中にはしっかり緩衝材もあり、製品もご覧のとおりしっかり保護されている。
新しい機関車をお迎えする喜びは、いくつになっても変わらないなぁ。しかも、5€引クーポンをくれたぞ。使用期限が1月末までなので使わないけど、記念に取っておこう。笑
ここからは、購入した機関車について。
製品はFleischmann #732472
SBB Re421 Cargo塗装のDCCsoundだ。
ついに手に入れた!
先日も触れたけど、この機関車はヨーロッパ鉄道に興味を持ち始めたころから、ずっと欲しかった機関車なので本当に悲願達成って感じ。
それでは、開封。
格好よろしい!
が、しかし。
フロントガラスの上の穴はなんだ?
あ、そうか、ワイパーが後付けなのか。
左のビニール袋に入ってる小さなパーツがワイパーだ。右のビニール袋にはディテールアップパーツ一式が入っているが、ほとんどはカプラーを取り外して取り付けるものなので走らせたい人には無用の長物。
精密ピンセットでワイパーを取り付け、穴には流し込みタイプ接着剤をちょんと流し込んで固定した。
改めて、格好よろしい!
鮮やかな赤と青、堂々としたCargoの文字、ディテールもバキバキに再現されて、老眼のおじさんにはもったいない!
ヨーロッパ鉄道に馴染みのない方向けに、この機関車の実車について、軽く解説しておこう。
この機関車は、スイス連邦鉄道が1960年代から1980年代まで貨客両用機として製造したもので、今でも現役バリバリだ。初めはRe4/4と呼ばれ塗色は深緑、ヘッドライトは丸目だった。そのうち塗色を赤に変更したり、スイスエクスプレスカラーやTEEカラーも登場し、ヘッドライトも角目に変わった。
2000年代に入ると、名称をヨーロッパ鉄道基準?のRe420に改め、この模型のRe421はドイツ国内乗入れのための改造が施された機体だ。
そして、この機関車は兄弟分のRe620との重連運用でも有名で、俗にRe10/10なんて呼ばれている。(Re4/4とRe6/6の重連から)
自分はこの重連をどうしても再現したかった。
これだ!
手前がRe620(Re6/6)で奥がRe421(Re4/4)。
ついにこれを実現させた。
しかもDCCサウンドで。
生きててよかった!笑
真横からはこんな感じで、明らかに異なる機関車同士の重連がたまらない!
左はRe420。
こちらもDCCサウンド。
初期の塗色のままの機体が今もある。
手前はAe610のCargo塗装。
貨物列車好きの私には垂涎のラインナップ!
時間ができたら走らせよっと。
ではまた!
屋根裏ワンダーランド製作記録














