じゃんけんができるようになった | 一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

いや、まだ一人息子と決まったわけじゃないけど。息子6歳。一往復の簡単なコミュニケーションはできます。会話できませんがエコラリアは天下一品。障害児育児と不妊治療の愚痴を綴った本音ブログ。

 

 

 

 

 

 

 

息子、1ヶ月前までじゃんけんができなかった。

 


「最初はグー、じゃんけん、ぽい」の掛け声は言えていた。

 


手を出すタイミングに気を取られて

 

自分が何を出すのか決めていないまま手を出す。

 


相手が出すものを模倣して、後出しじゃんけんになっていることもしばしば。

 


自分が負けても「ボクノカチー」とルールを無視する。

 

 

 

だめだ、こりゃ。

 

じゃんけんは子供の遊びの基本中の基本。

人生で幾度となく使う場面があるのに、

ルールも理解できていないなんてこの先どうなるやら・・

 

 

と思っていた。

 

 

 

すると、先日保育園のお迎えに行ったとき

加配の先生が嬉しそうに報告してくれた。

 

 

先月から保育園で「ジャンケン列車」という遊びをしているそうだ。

 

相手とじゃんけんをして、負けたら相手の後ろに回って肩をもつ。

先頭の子はまた別の子とじゃんけんをして、負けたほうが相手側の最後尾に回って肩をもつ。

 

こうやって勝った方は相手側を吸収して長い列を作っていくという遊びだそうな。

 

 

「〇〇くん、今日ジャンケン列車のチャンピオンになったんです〜!」

 


先生続ける。

 


「いつもはグーしか出さなくて、それを見抜いている子もいて、〇〇くんは真っ先にじゃんけんを求められていたのに

今日はチョキを出して勝ちました!」

 

 

いつも、グーしか出さなくてカモられていたのが

今日はチョキを出して、結果的に裏をかいた形になり(たぶん全部チョキで)最後まで勝ち続けたらしい。

 

 

ここ1ヶ月くらい、家でもじゃんけんを求められて相手をしていたのだが

 

手を出すタイミングに慣れてきて、グー以外のものを出す余裕ができたらしい。

 

 

じゃんけんの習得に時間はかかったが、ちゃんとじゃんけんができるようになってよかった。

 

 

息子に「チャンピオンになれて嬉しかった?」

 

と聞くと「ウン」と言っていた。

 

 

しかし、今でもほとんどグーとチョキしか出さないが。