自閉症児の育て方 | 一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

いや、まだ一人息子と決まったわけじゃないけど。息子6歳。一往復の簡単なコミュニケーションはできます。会話できませんがエコラリアは天下一品。障害児育児と不妊治療の愚痴を綴った本音ブログ。


 

 


我が子が自閉症と診断されて


親の受け止め方はそれぞれだと思います。



誰しもが少なからずショックを受け



葛藤し



そして、ありのままの我が子を見守るのか



それとも、我が子の成長を促す取り組みをするのか、



同じ自閉症のお子さんをお持ちの方々のブログを見て


大きくこの2つの考え方があるように思いました。





そして私は「正解はない」と思っています。




定型発達児の育児さえ、正解はないのに



障害の重さも本人の特性、性格も、地域の環境や福祉も

親の性格も、将来出会う友人、指導者も違うのに



「こっちが正解」というのはないと思います。



息子も来年は年長。



そろそろ進路について考えなければなりません。



小学校を普通級で行くのか


支援学級に行くのか


支援学校に通うのか


どのコースを選ぶかで


息子の短期的、長期的な将来が変わってきます。



当初、私は息子の自閉症を改善したい一心で



児童発達支援事業所や療育、言語療法、習い事、ABAなどに取り組んでいました。



脳は8歳まで成長し

早期療育をすれば、自閉症の特性が改善する見込みがあると言われているからです。



しかし、たとえ普通級に入ったからといって

息子が幸せになるかといえばそうとは限りません。



最も怖いのは、普通級に入って

勉強はついていけず

友達も作れず

放置されること。



あいつなんか変なやつといって

避けられるような環境の中で過ごすこと。



それによって鬱や引きこもりなど

二次被害が出ること。



それなら支援学級に入り、


手厚い支援を受け(先生による。知識も経験も豊富で愛情深い先生もいれば、窓際族で支援学級を押し付けられた先生がいた話を聞いたことがある)



同じ支援学級のクラスメイトと仲良くする方がよっぽどいい。



だけど、最大級の理想としては



健常者と同じコースを自然と歩めるのに尽きると思います。



勉強がついていけるというだけでなく



集団行動に馴染み、普通に友人を作り楽しく過ごせるならそれが一番ベストだと思います。


(定型発達でも勉強や友人関係には悩むけど)




脳の発達が8歳までするというのなら


息子はまだ取り組み次第では伸びしろがあります。



私は8歳までは息子の可能性を信じて

発達にいいとされているものに取り組んで行くつもりです。



追って、ここ1年取り組んでいる発達への取り組みを紹介できればと思います。



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