人工授精の後、息子の児童発達支援事業所の利用がスタートし、平日はほぼ療育と事業所通いでした。
3歳を過ぎても言葉の理解が乏しい…
オウム返ししかできない…
特に言葉のところで大きな遅れがありました。
2ヶ月前に児童精神科専門の病院に申し込み、いよいよ初診の日。
夫と息子の3人で病院に行きました。
先生に息子が生まれてからの様子や今の様子を説明します。
そして、医師から
「自閉症スペクトラムです」
…えっ?
さすがに何かしらはあるかと思っていましたが、自閉症とは信じられませんでした。
診察20分であっさり診断が下されました。
「昔でいうとアスペルガーです」
あぁ、アスペルガーか。それならまだよかった。アスペルガーは知的障害がないんでしょ?
知的障害さえなければ、言葉も人間関係も訓練すれば社会でやっていけるんじゃないか。
ショックとアスペルガーであることの安堵と、やっと診断名がついてほっとした感情が混ざりあっていました。
(ちなみに後日発達検査をしたところ、知能の遅れはありました。)
夫はショックだったようで、車の中で目を潤ませていました。
そしてこの日に、3回目の人工授精が実らなかったことを証明する生理がきました。
こどもが障害者であることを診断された日と
今回の治療が実らなかったことの確定でダブルパンチでした。
この月は他にも夫の難病の診断があり、普段あまり動じることがない夫も今まで見たことがないくらい落ち込んでいました。
夫は難病診断後お酒をやめました。
夫は難病、息子は障害者、私は不妊
最悪