「聞こえてきた絶叫」出産物語② | アラフォー久々の妊娠

アラフォー久々の妊娠

※タイトルは変化していきます。
長男(ジン)4月から小1。自閉症。支援学級。
次男(ニック)4月出産予定。
妊活歴6年。うち不妊治療3年。やっと念願の妊娠。
日々の様子をゆるく書いていきたいと思います。

 

 

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「子宮口が8センチ開いてるのに、落ち着いてますね」と看護師さんに言われる。

 

 

ふふ・・そうでしょう

私は痛みを受け入れ、呼吸を意識し

赤ちゃんとの共同作業を楽しみながら静かに出産するんだから・・・

 

 

長男のときは、生理痛のような陣痛から出産まで12時間かかった。

最後のいきみは5回未満。

 


最後の1番痛いやつは意外と短いんだなという印象だった。

 


今は子宮口8センチまで開いてる。

ということは、あとは2センチ開くのを待って、数回いきめばゴールだ!

 

 

隣の部屋から女の人の絶叫が聞こえてくる。

 

 

「あ〜〜〜!!!!」

 

 

あの人も陣痛中なんだなと思った。

看護師さん同士の会話から、お産があまり進んでいないようだった。

 

 

定期的に聞こえてくる女性の叫び声。

 

 

その声を聞くたび恐怖心を覚える反面

お先に静かにいかせてもらいますね、という思いになった。

 

 

痛みの波は徐々に激しくなってきた。

 

 

担当の看護師さんは若いのにとても落ち着いていて

粛々と入院手続きを進めていた。

 


その淡々とした感じがいい感じだった。

 


私のカバンから必要な書類を出し

「音楽かけます?」と、オルゴールの音楽をかけてくれた。

 


その書類の中に事前に配られていたバースプランの書類も入っていたが

たぶん見ていないだろう。(→今日訊いたら見たそうだ)

 

 

そこで私はバースプランの希望としてオマタからの動画撮影と


胎盤ツンツンしたいことを伝えた。

 

 

動画撮影は看護師さんは忙しいから無理だろうなと思っていたが

いいですよ、ということだった。

 

 

胎盤ツンツンは前回のお産でも体験したが

胎盤を見る機会なんてそうそうないので今回も希望した。

 

 

そのいい感じの看護師さんが左腕に点滴を打とうとしたが

3回失敗したのち、結局右腕に点滴を打つことにしたようだ。

(今現在、私の左腕は失敗した入れ墨のように広範囲にわたって内出血をしている)

 


私はそんなことを気にする余裕がなかった。

 


もう子宮口は全開になっていた。