古今和歌集とは、醍醐天皇の勅命によって、905年に編まれた和歌集。古今和歌集は、後鳥羽上皇の勅命によって、1205年に編まれた。
共に、天皇・上皇による命令による国家的大事業で、歌の選者たち、及び選ばれた歌人は最大級の栄誉となった。貴族たちにとっても、この和歌集を読むことは最高の教養だったに違いない。
う~ん。こんな風に書くと、古典や社会の授業を思い出してうんざりしちゃうかもしれないけど、誤解を承知で言うと、古今集に選ばれた和歌には、現在の直木賞だの芥川賞だのアカデミー賞だのに選ばれたかのような関心が集まって、その作品たちは多くの人に感動と感銘を与えたばかりではなく、和歌という一つの文化の方向性をも示唆したんだなぁ。。。余計にややこしい?(笑)
この和歌集の素晴らしさは、「よみ人しらず」も多く選ばれていること。
つまり、「作者不明だけど、とってもいい歌だからね。みんな読んでみてよね」ってことなんだよね。
現在の様々なコンテストとかランキングのように、私利私欲とか思惑とか根回しとかなかったのかもしれないなぁ。(と思いたい^^;)
そして、よみ人しらずの作品ほど、時代を超えて愛唱される名作 だったりするんだ。
私が持っているこの本は、こういった和歌集の中でもとても読みやすい本。見開き2ページの右側ページに、歌人、和歌、選集番号、そして解説。左側ページに、その歌のイメージ写真。
歌には、ルビも振ってあるし、田中登氏の解説は、初心者にもとても解かりやすく読みやすい。
気が向いたときに、パラパラとページを繰って、歌を読むのも楽しい。
それに何より、この本の大きさがいいよなぁ。文庫本をひと回り大きくした位のサイズはとても見やすくて、こういう本にありがちなもったいぶった感じがなくて好ましい。
契りけむ 心ぞつらき 七夕の
年に一度 逢ふは逢ふかは
(古今集・178 藤原興風)
『年に一度だけ逢うなどというのは、逢ううちに入るかよ!』
という意味です。
(本当かよ?)
本当ですってば。^^;
きっと、お気に入りの歌が一首は見つかるかも。。。
著者: 田中 登, 高代 貴洋 - タイトル: 古今・新古今の秀歌100選
画像提供:撮りっぱなしの写真館











