ややこしいのだが、上のタイトルは、立花隆著「ボクが読んだ面白い本・ダメな本、そしてボクの大量読書術・驚異の速読術」
の中の最終章である。
ベストセラーになった辰巳渚の著「捨てる!技術」について、NHKのクローズアップ現代で辰巳渚と共演、議論した立花隆は、テレビの短い時間枠の中では語りつくせなかった反論をここで思いっきり延べている^^;
番組の内容は、「捨てる派」辰巳渚VS「捨てない派」立花隆の対決だったらしい。
辰巳渚の主張
見ないで捨てる。
その場で捨てる。
一定量を超えたら捨てる。
一定期間を過ぎたら捨てる。
定期的に捨てる。
あたくしは、「捨てる!技術」を未読なので詳細は分からないが、きっと雑誌などの特集っぽく、軽い気持ちで書いたのが、たまたまベストセラーになってしまったのではないかと思う。ベストセラーになったということは、それだけ、捨てたいのに捨てられない人が多かったということだ。
それに対して立花隆は、くたくたねちねちと理詰めで反論している。
「他人の”とっても便利”は私の”じゃま”」という辰巳渚に対して、
「他人の”とっても便利”は私の”じゃま”ということには気がつくのに、どうして、「”他人のじゃま”は私の”大切”ということもあるのだということに気がつかないのだろう」と延べている。
あたくしは、どちらかというと立花氏の「捨てない派」(というよりも”捨てられない派”)だけれども、上のセリフはそっくりそのまま反対にして、辰巳氏から立花氏への反論としても使えるというパラドックスに気がついていないのかなあ。(結局堂々めぐり・笑)
だいたい、これくらいどぎつく大袈裟に書かなければ、本は売れない。
そのことは立花氏も充分認識しているからこそ、自分のこの本だって、「ボクが読んだ面白い本・ダメな本、そしてボクの大量読書術・驚異の速読術」などという、売らんかな主義での長ったらしい題名をつけたんだろうに、自分のことは本棚にしまって鍵をかけちゃって(笑)、私から見たら、ライオンが猫に向かって吼えているようなイヤらしさを感じる。
捨てたくなきゃ捨てなきゃいいのである。
なにも辰巳渚の言うことを鵜呑みにして、真似る必要はさらさらないのである。
おふたりとも、自分の主張を振りかざして、あまりにも押し付けがましい。
ぶっちゃけ、大きなお世話なのである。(笑)
本を読んで、実行に移すかどうかを判断したり選択するのは、個人の自由なのである。
どっちもどっちであることに、天下の立花隆たるものがまったく気付いていないのが滑稽である。
「ボクが読んだ面白い本・ダメな本、そしてボクの大量読書術・驚異の速読術」の内容がとっても面白くて感心していただけに、巻末のこの章は、蛇足で駄作でダサくて(苦笑)なんだかとっても残念である。












