岸田さんが自民党の総裁のまま衆議院選挙に突入したら、7、80人の自民党の衆議院議員が落選しそうだという話を聞いたことがある。
維新の評判が最近頓に悪化しているから、躍進が囁かれてきた維新も結構苦戦しそうな感触だ。
やはり、立憲民主と国民民主がそれなりに健闘するだろうというのが、現時点での私の読みである。
しかし、石破さんが自民党の総裁になって選挙戦の先頭に立つようなことになると、雰囲気がガラッと変わりそうである。
石破さんの打ち出すイメージ次第だが、自民党の旧弊なイメージを一新し、清新な自民党、清潔な自民党、若い人が先頭に立つ若い自民党のイメージを作出できるようだと、石破さんと行動を共にする若い方々が落選必至と言われていた瀕死の状態から息を吹き返すことが出来るようになりそうだ。
自民党の古い殻を脱ぎ捨てることが出来なければ、自民党は本当に政権の座から滑り落ちることになりかねない。
野党の皆さんは、石破さんが自民党の総裁選で勝利することを何とか阻止したいところかも知れない。
そういう意味では、現時点での野党の最大の支援者は岸田さんだ、と言ってもいいのかも知れないな。