自民党の渡海紀三郎政調会長の政治改革の主張が自民党の大勢を占めるようになるといいのだが・・ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

派閥全盛の時代にはなかなか表舞台には上がれなかった人ではあるが、ここに来てようやく存在感を発揮し始めたのが、自民党政調会長の渡海紀三郎さんである。

なかなか主流派には入れない方ではあるが、危機的状況を迎えつつある現在の自民党ではそれなりの役割を果たしそうである。

小選挙区制の見直しを堂々と口に出されたというのが、実にいい。
現在の日本が抱えている深刻な政治状況の根源には現在の選挙制度がありそうだ、という視点が実にいい。

総論賛成、各論反対になり易い難しい政治課題ではあるが、自民党の3役の一人である政調会長が言い出した、というのがいい。
国民民主党の代表の玉木さんが早速賛意を示されたというのもいい。

実に小さな動きではあるが、こういう難しい政治課題を正面から取り上げ、共に議論の対象に取り上げようとする動きが出てきたことを心から歓迎する。