もっと柔軟に対処すればいいのに、と思うが、今の自民党にも岸田内閣にもその柔軟性が欠如しているようである。
一度決めたことは頑として変えない、とでも決めているのではないかと思うほどに頑なである。
ただただ当初方針を押し通すだけで、何の知恵も出さない。
一度決めたことを変えてしまったらすべてのことがガラガラと崩れてしまうから、とでも思っているかのように頑迷固陋である。
利害調整が巧みなはずの人たちも何も出来ないままのようである。
お、皆さん、フリーズしてしまったのかな、と思うほどに動けなくなっている。
デジタル大臣の河野太郎氏がすべての人をフリーズさせてしまっているようだ。
誰も知恵も出さない。
誰も折衷案を出そうとしない。
まあ、役所の皆さんが河野太郎氏を怖がってしまうのは止むを得ない一面があるのだが、それでは物事が上手く運ぶはずがない。
とりあえずは、マイナ保険証の使用強制問題である。
知恵がそれなりにあるはずの厚生労働省の担当者がまったく動けないままである。
このままでは、岸田内閣はおよそ柔軟性を欠いた欠陥内閣だという悪評を払拭出来ないままだろう。