日本保守党が起ち上る、というのは、自民党の岩盤支持層の一部が自民党から離れるということだろう。
自民党の支持者が最近増えたような雰囲気は、まったく感じない。
政権政党である自民党が政権の座から滑り落ちるような感じはないが、自民党の支持層の方々が自民党支持を積極的に表明するような場面はまったく見なくなった。
他に選ぶべき政党がないから結局は自民党の候補者に投票するだけで、何かあれば雪崩を打って他の政党に移っていってしまいそうな雰囲気さえある。
自民党が現在拠って立っている基盤は、実に危うそうである。
もっとも、来月発足すると言われている日本保守党は、自民党の岩盤支持層を崩してしまうほどの力はなさそうだ。
それなりのフアンは集まるだろうが、自民党を脅かすような勢力になりそうな予感はまったくしない。
10月20日に臨時国会が召集されることが本決まりとなったようだ。
補正予算案が上程されるというスケジュールは固まったようだが、その補正予算案の審議がどうなるかはまったく分からない。
こんなに先行きが不透明な永田町は珍しい。
さて、鬼が出るか、蛇が出るか。