ロシアは何のかんの言っても国連を否定するようなことはなさそうなので、国連そのものがなくなることも国連から脱退することもないだろう。
中国も然り。
国連があれこれ機能不全を来たしていることは明らかなので、現状に不満な国々が国連の改革を訴えるのは当然だが、それでも国連の解体や破綻を招くような乱暴な物言いや行動は慎むべきだろう。
とりあえずは、国際的な問題を話し合う場としての国連の場があるという現状は評価してもいいのではないか。
いつまでも結論が出せない状態が続くのは残念だが、それでもそれぞれに自分の国の立場を表明する場が用意されているということはいいことだ。
時間は掛かるだろう。
どの程度時間を掛ければいいのか、皆目見当は付かないが、殴り合いの喧嘩を延々と続けているよりはいいはずだ。