共同通信の支局のデスクと言われるポジションにいる記者が匿名アカウントで右翼論壇の知名人等に執拗な言論攻撃を繰り返していた、ということが明るみに出た。
共同通信の業務として行っていたわけではないだろうが、どうやら共同通信の業務時間中にSNSでの発信を続けていたようだから、共同通信の業務と密接な関係があること自体は否定し難いだろう。
共同通信は単なる通信社の範囲を超えて、何らかの政治的意図をもって積極的に行動し始めたのかも知れない。
通信社の記者にも自分の政治的な意見を表明する自由はあるが、匿名アカウントを利用しての意見表明なり、執拗な言論攻撃は卑劣で卑怯だと言わざるを得ない。
通信社は、中立公正な立場での事実の報道に徹するべきだ、とまでは思わないが、通信社が自ら政治的な行動をし始めると通信社としての信頼性を失い、結局は通信社としての存続が危ぶまれることにもなりかねないから、事は重大だろう。
さて、どういう始末を付けることになるのかな。