実にタイムリーだった河野太郎消費者問題担当大臣の登用 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

もっぱらデジタル担当大臣だと思っていたが、岸田さんが河野太郎氏を消費者問題担当大臣に指名したことが岸田さんんのクリーンヒットになりそうだ。

河野太郎氏は、自分の所管以外のことには頑なに口を閉じ、自分の個人的な思いは一切封印してしまうようだが、一旦自分の所掌事務であることが分かったら徹底的に取り組むタイプのようである。

あちらこちらに満遍なく配慮するような調整型の人には、とても河野太郎氏のような真似は出来ない。
突破力において河野太郎氏に敵う人は、今の岸田内閣にはいないはずだ。

ピンポイントで岩盤に穴を開けることが出来る。

統一教会問題対策は自民党にとっても岸田内閣にとっても相当の重圧になるはずだが、河野太郎氏ならあっさり対処してしまえるかも知れない。

今月の29日に消費者庁において第1回霊感商法対策検討会が開催されることが報道されているが、検討会の委員に全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士を選任したのが如何にも河野太郎氏らしい。

消費者庁が設置する検討会なので、一応霊感商法という消費者問題に特化することになると思うが、国民の関心は統一教会本体の問題に集中するはずなので、この検討会では広く統一教会問題全体が取り上げられることになるはずだ。

どこからか横槍が入る可能性も否定出来ないが、河野太郎氏の日頃の言動を熟知している人ならそういう危ないことはやらないはずである。