岸田さんがこれほど人事上手だとは知らなかった。
知恵者がどこかにいるはずだ。
岸田派が一人も4役に入っていないのは、岸田さんが党内融和を優先していたためだろうが、今回の閣僚人事も見事である。
各方面への配慮が随所に読み取れる。
岸田派からの閣僚登用の発表も意図的に最後に回したのだろう。
いい人を閣僚に登用してくれたと思う。
平成15年初当選組、グループ15の仲間から、実に7人もの閣僚が誕生する。
当選回数が6回、7回の閣僚適齢期にある人たちだが、どの一人をとっても信頼出来る仲間である。
萩生田氏は政調会長に就任したが、後任の経済産業大臣に同じくグループ15の西村康稔氏を登用することにしたのもいい。
グループ15には、まだまだ閣僚に相応しい人材が残っている。
次の内閣改造では、そういう方々が閣僚に登用されるはずだと信じているが、岸田さんにはそれなりに人を見る目があるのは間違いなさそうだ。