全国的には殆ど注目されていないようだが、埼玉県に限ってはそれなりに波紋が拡がりそうなのが前埼玉県知事・現参議院議員の上田清司氏による国政新党の設立である。
早く国政政党要件を備えて来るべき衆議院選挙に候補者を擁立したいところだろう。
とにかく国政政党の要件を備えて国政選挙を戦っておけば、当選者が一人もいなくても来年の参議院選挙までには政党交付金の支給を受けられるようになるだろうから、来年の参議院選挙に立候補を予定している方々にとっては干天の慈雨のような役割を果してくれるかも知れない。
こういう方面については立花孝志氏が滅法詳しいのだが、選挙の達人なり鉄人の異名があるはずの上田清司氏も相当研究されているはずである。
総裁選の推薦人20人を集めるよりも政党要件を満たすために国会議員5人を集める方が容易かも知れない。
何にしてもこれから作られる国政政党は、すべて来年の参議院選挙が狙いだと思っていた方がいい。
小池さんもそろそろ用意された方がいいだろう。