立憲民主党のこの物言いは、どうも一般の国民の方々の共感を得られないようだ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

共振、共鳴現象が起きるかどうかということを、政治的発信をされる方はよくよくお考えになった方がいい。

立憲民主党は、開会式の直前に「子どもの運動会は中止になった。でも、オリンピックは開催するらしい」「あの我慢はなんだったのか」などととツイートし、さらに同党の副代表原口一博氏は、「医療が切迫している。それを押して強行するのは大義がない。今からでも遅くなく、やめるべきだ」と記者団に述べたようだ。

これに対し、国民民主党の玉木雄一郎氏は、開会式の直後「いろいろあった中、開会式を完遂した全ての関係者の努力に敬意を表します。最後はきちんと仕上げるプロ意識を感じました。橋下会長の挨拶も良かった。大会期間中、選手の皆さんの最高のパフォーマンスを期待するとともに心からエールを送ります。私たちも安心安全を確保できるよう最善を尽くします。」とツイートしている。

それぞれの政党の現在の立ち位置を見事に表しているツイート等だと思うが、さて、大方の国民の心と共振し、共鳴するのはどちらだろうか。

世論の空気を読み過ぎると、ポピュリズムに走っている、定見がない、世論に迎合しているなどと批判されてしまうだろうが、国民の心に響かない発信を続けているといずれは世間から浮いてしまうことは必至だから、発信の仕方はもっと工夫された方がいい。

お節介ながら。