波にもまれて尚沈まず。菅さんと東京オリンピック、そして政治に関わる全ての人に捧げる一言 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

これから菅さんを持ち上げていくことは、極めて難しそうだ。
どこまで支持率が下がるか、だけが目下の最大の関心事。

支持率を上げて行く材料が何もない。

いつかは臨時国会の開催要求に応えなければならなくなるはずだが、臨時国会を開催すれば間違いなく火達磨になってしまうだろうな、と思わざるを得ない。

オリンピック・パラリンピックの開催期間中は何とか臨時国会を開催しなくても何とかやり過ごせるだろうが、パラリンピックが終了したら、どうしても臨時国会を召集せざるを得なくなるはずだ。

任期満了選挙、11月衆議院議員総選挙を予測する声が出始めているが、そこまでは持たないのではないか、と思っている。

9月に臨時国会を開催し、内閣不信任案が上程されたことを切っ掛けに衆議院を解散する、というシナリオが一番オーソドックスだろう。

今回の東京オリンピックも不人気だと言わざるを得ないが、菅さんの不人気ぶりはどうやらこれを凌いでしまいそうである。

まあ、それでも、かつての森さんほどではない。
森さんの不人気は、小泉純一郎さんの登場であっという間にカバーされたが、今の自民党には、かつての小泉純一郎さんのような役回りを務めてくれそうな人が見当たらない。

菅さんにとっての唯一の救いは、野党第一党の立憲民主党も相変わらず不人気だということだけのようである。

やはり、ここでもカオスが続いている。
このカオスの中から、何か新しい希望が生まれるといいのだが・・。