さはさりながら、西村さんにも同情すべき事情もありそうだ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

どうやって酒類提供の自粛要請を実効性のあるものに高めていくか、というのはコロナ対策に当たっておられる当局者の皆さんにとっては悩ましい問題だったろう。

今の世の中で自粛要請に従順に従ってくれる人は、かなり少ないということなんだろう。

営業の自由の侵害だ、などと言われてしまうと、どうしても腰が引けてしまう。

それでも、何とか結果を出さないと、仕事をしていないと批判されることは必至なので、あれやこれや屁理屈に近い独特の理屈を持ち出して、無理無理結果を出そうと無茶をやってしまう。

西村さんも気の毒と言えば気の毒だ。

法律上の根拠を言えと相手から詰問されれば、どうしても言葉を濁さざるを得なくなる。

法律上の根拠を与えないで結果を出せと無理強いしている方に問題があるのだが、そういうことを言い返せない立場に置かれているので、ここは、あらゆる批判や非難にジッと堪えるしかない。

大臣とは名ばかりで、残念ながら大した権限も与えられていないのが実情なんだろう。