日本は、いずれ世界の安定と平和の要の地位を占めることになるはず。自信と誇りを持とう! | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

日本をもっとアピールしてもらってもよかったのではないかな、と思わないでもなかったが、外国語にはあまり堪能ではなさそうだし、こういう世界の首脳が一堂に会する国際会議にも場馴れしていないように見える菅さんに無理なことをお願いしてもちょっと気の毒な気がしないでもないので、菅さんの後で日本の政治のリーダーシップを握るはずの次の日本のリーダーの方々に期待することにした。

アメリカと中国が決定的に対立していることが明らかになった今回のG7サミットだったと思う。

アメリカは、G7を民主主義国家と専制国家の対抗の枠組みの中に押し込めてしまいたいだろうが、こういう時の日本の立ち位置は実に微妙で、かつ極めて重要だ。
アメリカもイギリスも懸命に日本に秋波を送ってきているな、と見ておくくらいで目下はよさそうである。

アメリカにとって日本は、中国や北朝鮮に対する最強の防波堤にも、また、最前線の強力な基地のようにも映るだろう。
アメリカにとって盾にも矛にもなる国、これが日本の実際だろう。

EUを離脱したイギリスにとっても日本は結構重要な国になりそうである。

勿論、中国にとっても然り。

米中対立が熾烈化している今日、米中対立の最前線にいるのが、どうやら日本ということになりそうだ。

動き方が実に難しい。

こういう時は、変に動き回らない方が結果的にいいことが多い。

フランスは、あえてその趣旨を公言したが、日本は、G7の写真撮影で図らずも日本の立ち位置を態度で示した、ということになるかも知れない。

物は考えようである。

菅さんは、一線を越えるのを図らずも踏み止まった、ということになるのかも知れない。
東京で開催するオリンピックに最強の選手団を派遣してください、とのみ言う菅さんの発言には特別の意味合いが包含されるのかも知れない・・・。

考え過ぎかな?