どんなに疎ましくとも、専門家に対する敬意を失ってはいけない | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

菅さんが激怒している、などという話が伝わってきたが、私はこれは一種のフェイクニュースなんだろうと思っている。

自分の気に食わないことを言われたら、誰でもムッと来るだろうが、菅さんはそういう感情をすぐ表に出すような人ではない。

感情を表には出さないが、行動で示す。

これが、菅さんの特徴である。

宮仕えの人には怖いと言えば怖い存在ではあるが、部下でも何でもない専門家の方々は、一切動じないことである。

その内に菅さんの影響力は消える。

専門家の皆さんは、あくまでしっかりご自分のポジションを維持されることである。

「オリンピックの開催のことは、俺が決める。」
菅さんのこのスタンスは変わらないはずだが、だからと言って専門家の皆さんは些かも自説を曲げることはない。

菅さんは菅さん。

専門家の皆さんは、菅さんに阿っていたのでは感染症の専門家と言えなくなってしまう。
他人の顔色を窺わないのが、専門家の専門家たる所以だろう。