どうやら名古屋では維新の火が消えたようだ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

まだどこかに残り火があるのかも知れないが、維新は名古屋では当分起ち上がれないだろう。

大阪の吉村知事も名古屋にはそう簡単に足を踏み入れることは出来ないはずだ。

何故名古屋の維新が愛知県知事のリコール運動にあそこまで前のめりになったのか、まったく分からない。

河村たかし名古屋市長は独特のキャラクターだから、維新の風下に立つようなことは絶対にしないはずだから、名古屋や愛知の維新の方から河村たかし名古屋市長の方に近づいた、と見た方がよさそうである。

それにしても、愛知県知事のリコールを求める署名活動の中核を維新の衆議院選挙公認候補予定者の維新の支部長や維新所属の市議会議員が担っていたとは。
名古屋市長選挙の真っ最中ではあるが、今回の選挙は名古屋や愛知の維新にとっては何一ついいことはないはずである。

リコール活動団体の事務局幹部だった愛知県常滑市の市議会議員が、昨日「偽造署名に深く関与した」として辞任届を提出したようだが、どうやら近日中に警察当局によって逮捕される人がいる、ということだろう。

現時点では警察当局の捜査がどこまで及ぶのか皆目見当が付かないが、リコール運動に少しでも関わった人はいずれ警察当局等から事情聴取を受けることになるはずだ。

維新の火は、名古屋や愛知ではほぼ消えた、と言っていいだろう。