こういうフェイクニュースを大真面目に受け止める必要はありませんね。タイムズ紙の飛ばし記事でしょう | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

日本政府が非王式にオリンピック中止を決めた、などというトンデモナイ記事が英国のタイムズ紙に掲載されたということで大騒ぎになっているが、さすがにこれはあり得ない。

少なくとも閣僚レベルでそういうことを決めた形跡はないし、オリンピック組織委員会も東京都知事の小池さんも一言もそんなことは言っていない。

世界中に大きな波紋を広げた記事だが、いずれ公式に否定されるはずだ。

オリンピック中止論を語るのは自由だが、日本政府が非公式にでも既にそう決めているかのように報道するのは明らかに間違っている。

無観客での開催まで視野に入っているのは事実だろうが、開催都市の東京都やオリンピック組織委員会、さらにはオリンピック担当大臣が口を揃えて否定しているのに、今年のオリンピックは中止だ、などというデマを流すのはいけない。

関係者は、今、知恵を絞って安全、安心の内にオリンピックを開催する方策を懸命に模索しているはずである。

英タイムズ紙が何で今の時期にこういう記事を掲載したのか、その背景を知りたいところである。