さて、一般の有権者に参加意識を齎すことが出来るのは、どっちの党首選? | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

マスコミの報道ぶり次第だと思うが、自民党にしろ合流新党にしろ一般の有権者に少しでも参加意識を持ってもらえるような党首選を演出してもらいたいものである。

自民党の総裁選については既に朝日が世論調査を実施しており、完全ではないが大方の都道府県連で予備選挙を実施する運びになっているようだから、ある程度は国民の意見が投票結果に反映した形にはなるだろう。

目下のところは、合流新党の党首選よりは自民党の総裁選の方が一般の有権者の参加意識を醸成するという一点では勝っているようである。

単に世論に迎合するようなポピュリズム政治は勘弁してもらいたいが、だからと言って端から世論を無視するような独善的な政治も困ってしまう。

世論との距離の取り方は結構難しそうだが、まあ、工夫次第なのだろうと思っている。

あえて現時点で予想すれば、自民党の総裁選は国会議員の票でも各都道府県連の予備選挙の結果でも菅さんの圧勝に終わりそうだ。
まだ実際には総裁選は始まっていないのだが、既に総裁選は終わって、自民党の役員人事や菅内閣の閣僚人事に世間の関心が、早、移っているような感じがしている。

移ろいやすい世論ではあるが、今の流れを変えることは難しい。

さて、合流新党の方は、最大の関心事はどうやら合流新党の党名の方のようである。
「立憲民主党」か「民主党」か。

私の予想では、どうやら「民主党」の方になるのではないかしら、ということになるのだが、さて、一般の有権者の方々の受け止め方は如何だろうか。