この支持率爆上げは、一過性のもの。一喜一憂せざるべからず | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

安倍総理の辞意表明で内閣の支持率や自民党の支持率が20パーセント近くも上昇する、などという現象はさすがに想定外だったが、どなたかは、こういうこともあり得べしということで、このタイミングでの辞意表明を選ばれたのかも知れない。

決して世論を操作しようなどとは意図されていなかったと思うが、今、改めて振り返ると、実に絶妙なタイミングでの辞意表明であり、また辞意表明に至るまでのプロセスであった。

皆さんが否定されていたので、私も、ついそう信じてしまったが、まさに不意を突かれてしまった。
金曜日の夕刻辞意を表明して、一気にその後の流れを作ってしまう。

実際にはギリギリまで悩まれたと思うが、本能的にこのタイミングでの辞意表明がいい、と判断されたのだろう。

決してこれで数々の不評の要因を押し流したり、なかったことに出来たわけではないのだが、直後の世論調査で内閣の支持率や自民党の支持率を爆上げすることが出来たのだから、
ここは素直に脱帽した方がいいだろう。

これで野党合流新党の気勢が大きく削がれるであろうことは間違いない。

臨時国会が実際に始まる頃には、また新たな波が起きるのかも知れないが、当分、マスコミは自民党総裁選一色になるのだろう。

さて、今回の内閣支持率や自民党支持率爆上げの正体は何か。

皆さんの率直な感想をお聞きしたいものだ。