休会を求められた方がおられたが、今は一種の緊急事態。開催の仕方は工夫した方がいいが、休会は無理 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

いずれはリモート国会でもいいということにした方がいいだろうが、今、国会議員が自分のことだけを考えて国会の休会を求めているように映るのはさすがにマイナスだろう。

国権の最高機関とされている国会の構成員である国会議員の皆さんの職責は、結構大きい。
非常事態、緊急事態であっても、必要な予算を通したり、必要な法律を通すためには国会を開いて、審議し、採決しなければならない。

予算や法律案が審議の対象となっていない時の国会審議は、国会議員がいてもいなくても大したことがないように映るかも知れないが、定足数を満たさないと委員会が流れてしまうことになってしまうから、国会議員は基本的にはどんあことがあっても国会には出席すべきだ、ということになる。

れいわ新選組の件のお二人にとっては今の状況は相当酷だろうな、と同情するが、国会の審議に参加出来ないような健康状態におありだったら、そろそろ次の方に議席をお譲りされることをお考えになった方がいいかも知れない。

決して無理はされないことである。
基礎疾患がある方や高齢者の方々にとって新型コロナウィルスは相当危険な存在のようだ。

幸い件のお二人は比例区選出である。
れいわ新選組には、代わりに国会の審議に参加していただくに相応しい方が控えているようである。